よろず戯言

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特撰 あんを味わうつぶあんぱん

2020-01-25 22:57:19 | グルメ

仕事の合間にコンビニに立ち寄る。

運転しながら食べられるものを物色する。

最初に向かうのはパン売場。

おにぎりもいいけれど、やっぱりパンの方が気軽に食べられる。

 

そこで目に付いた商品。

いや、正確に言うと、それはパン売場ではなく、レジの前で売られていた。

レジ前の特等席でざるに入れられて特別扱いで並んでいた。

見た感じ、小ぶりのあんぱんのようだ。

小ぶりなのに、他の菓子パンが二個くらい買えてしまいそうな結構なお値段。

パッケージに控えめに、“あんを味わうつぶあんぱん”と書かれていた。

その上には“特撰”の文字も眩しく光る。

 

 

ほぉ、これは高級志向のあんぱんに違いない。

メーカーは世界のパンのヤマザキ。

だが、そのロゴも何もない簡素なパッケージ。

それがまた、よりいっそう高級感を醸し出している。

 

あんこは好きだ。

必然的にあんぱんも好きだ。

しかも、より好きな粒餡ときた。

高めの値段も気にせずに購入した。

 

 

小ぶりだけどずっしりと重い。

きっと中に餡がぎっしり詰まっているのだろう。

立方体というか、丸ではなく四角形をしている。

食べると、なるほど密度の高い餡が、これまた高密度でぎっしりだ。

パンの生地はかなり薄くて固いため、さながら栗饅頭などの生地のよう。

これはもう、パンというより和菓子だ。

手土産にしてもいいくらいのクォリティ。

 

 

あんこ好きにはたまらない逸品。

餡の舌触りと粒の具合、甘さ加減、どれもちょうどいい。

これは美味い。

ただ、一個食べると、どっしりと来る。

ふつうのあんパンよりもずっと小さくて、

餡の容量も同じくらいだと思うのだけど、その密度が違う。

同じヤマザキのふつうのあんぱんと比較しても まるで違う。

高級あんぱんには栗の甘露煮が入っているけれど、それよりも食べ応えのある餡だ。

 

密度の高い餡がぎっしり。

 

家でオーブントースターでリベイクしても美味しい。

薄いパン生地がさくさくになり、表面の黒ゴマも香ばしくなって美味しさ倍増。

ただ、餡の密度が高いため、中心部にはじゅうぶんに熱が通らず、ひんやりしたままになってしまう。

餡がアツアツになるまで・・・と思えど、そこまでやると薄いパンが焦げてしまうので、

あんまんのごとく餡もアツアツにしたいならば、電子レンジで温めてやる方が無難だろう。

 

サイズ比較。

けっこう小ぶりなのが判る。

 

ただ、これが滅多に売られていない。

スーパーではもちろん見かけないし、

コンビニでも、ヤマザキパン系列の、ヤマザキデイリーストアーくらいしか見かけない。

そのヤマザキデイリーストアでも、置いてある店は限られているようだ。

売られていても数が限られていて、見つけたときに買っておかなきゃ後悔する羽目に。

いつも1個か2個くらいしか置いてなく、見つけたら必ず買うようにしている。

 

なかなかレアな菓子パン。

少し高いけれど、あんこ好きには一度は食べてもらいたいパン。

これと牛乳との組み合わせは最高だ。

張込み中の刑事じゃないけれど、あんぱんにゃなぜか牛乳だよなあ。

 

 

 



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