ニュース / 2009-06-23 20:23:01

6月4日に日本テレビ「NEWS ZERO」にてオンエアされた、TAKE ACTION!2008蚊帳配布プロジェクトの模様が同番組ウェブサイトにて動画配信をしております。
みなさんご覧頂けましたでしょうか?
http://www1.ntv.co.jp/zero/nakata/
HPにて既に発表させて頂きましたが、現地では蚊帳の配布キャンペーンのローンチがユニセフと現地の保健省によって行われました。 昨年からのTAKE ACTIONの活動の結果は、36,500張以上の家族用蚊帳となり 単純計算すると12万以上の人々をマラリアから守る事になります。
これは昨年から応援してくださっている協賛企業の皆様、試合に参加してくださった選手の皆様、チャリティガラに出席してくださった皆様、プロジェクトに協力を頂いたユニセフのスタッフの皆様。。。そして何よりも、これを読んで下さっている、応援してくださっている皆様がいたからこそ実現できた結果です。
このプロジェクトに関わった、皆様全員の『なにかできること、ひとつ。』がパズルのピースのようにピタッとはまり、この大きな結果が生まれたのだと感じました。 この写真のこども達の笑顔は、「あなた」が作っています。
これからもこの笑顔が続くよう、財団も楽しく参加できる仕組みづくりをしていけるよう頑張りますので、どうかこれからも応援の程よろしくお願いします! さて、コンゴでは伝染病やこどもの生存に関わる問題以外にも多くの問題があります。
日本にいると、アフリカは地球の裏側にあり、遠い国、彼らの問題も自分達とは関係ないと思いがちです。 しかし、少しだけでも調べてみてください。 まずは知ってみてください。 例えば、資源豊かなコンゴでは、その資源争いで内戦が長くに及び、400万人、いや500万人以上が犠牲になったともいわれています。
そしてその「資源」のひとつとして、ノート型パソコンや携帯、ビデオゲームのコンデサーに使用されるタンタルというメタルがあります。 日本は中国やカナダ、オーストラリア、そしてアメリカから輸入をしているそうですが、コンゴから不正に輸出され、アメリカやヨーロッパに渡り、日本に輸入されているケースもあるそうです。 毎日の生活で必要とされているパソコンや携帯。
自分達の生活の一部が、実は遠い国の人達に大きな影響を与えていることがあります。 ある人道支援団体の方が言っていました。「ヨーロッパやアジアのこども達がテレビゲームで人を殺すために、コンゴのこども達は殺されている。」 今回の旅で、様々な問題を目の前に、「自分は一体何ができるのだろう?」と考えさせられました。
コンゴ内戦に関してこのブログで全てを語るには、恐縮ながら私はまだまだ勉強が足りません。 これが読んで下さっている皆さんにとって、「コンゴ民主共和国」についてもっと知り、考えるキッカケになれば、と思います。
これからも財団のスタッフとして、自身も知る努力をし、考え、「なにかできること、ひとつ。」を見つけて行きたいと思います。
貧困、内戦、環境問題、保健衛生問題。。。そしてこども達。
この旅では多くの陰も光も見ました。
しかし、帰国して脳裏に浮かぶのはあのこども達の笑顔。
この光の部分に大きな希望と可能性を感じました。
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中田さんの今後のご活躍に期待しております。