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シン・エヴァンゲリオン+α(※公式とは無関係)

ここは昔に自分が考えた「シン・エヴァンゲリオン:Ⅱ」の物語を、加筆・修正したものを主に載せています(昔の記事は整理中)。

「倒すべきあと8体の使徒とマリの正体」

2013年02月20日 21時42分13秒 | ヱヴァンゲリオン「Q」考察(シン)
※今回の記事は、途中から殆ど二次創作の様な感じで書いていますが、あくまでそれは個人的な予想・推測に過ぎないという事を、予めご了承下さい。


 今回は「序」に於いて、ゲンドウの言った倒すべきあと8体の使徒についてと、空白の14年間の間に襲来したと思われる「第11の使徒」、そして、マリの正体について詳しく考察します。
 
 まず「序」の終盤、「第6の使徒(ラミエル)」との決戦の前に、ゲンドウが冬月との会話の中で言っていた、倒すべきあと8体の使徒は(※この時点で、「第4の使徒」と「第5の使徒」は、シンジの乗る初号機によって既に殲滅された後)、「第6の使徒」、「第3の使徒」、「第7の使徒」、「第8の使徒」、「第9の使徒」、「第10の使徒」、「第11の使徒(ただし、魂はマリに宿っており、肉体はレイ(黒)の様な存在であったと推察されます。これに、今まで殲滅した使徒の魂のいずれかを宿らせたものであったもの、と思われ、恐らくは、封印されていた第3の使徒の魂だったのではないか、と個人的に考えています)」、「第1の使徒(渚カヲル。「Q」に於いて、「第13の使徒」にされますが)」、この8体であったと思われます。
 
 次に、空白の14年間の間に襲来したと思われる「第11の使徒」について、詳しく考察します。
 
 まず「第11の使徒」は、アニメ版の第15使徒であった「アラエル」の様に、衛星軌道上から襲来したと思われます。
 そして、アスカの乗る2号機、トウジの乗る7号機で迎撃したものと推察されます(因みに「第11の使徒」は、元々は「NERV」が魂をマリに宿らせた後に、残された肉体を「破」の「第3の使徒」の様に封印していましたが、「SEELE」が「NERV」、正確にはゲンドウ達の進める計画を探る為に、「破」の冒頭に加持が「第3の使徒」の封印を解いた様に、「SEELE」の工作員が封印を解き、そこに、極秘裏に回収していた「第3の使徒」の魂を宿らせたものだったのではないか、と個人的に考えています)。

 攻撃方法は、アニメ版の第15使徒であった「アラエル」の様に、衛星軌道上から精神攻撃を仕掛け、活動を鈍らせた所に、「第3の使徒」の様に、強力なビームを放ち、自分は衛星軌道上にそのまま居続け、アスカとトウジがその時点での、あらゆる方法を使っても突破出来ない、絶対的な位置を保ち、「A.T.フィールド」で完全に敵の攻撃を防ぐという、ある意味で、「破」に登場した「第10の使徒(ゼルエル)」を上回る凶悪さだったと推察されます。

 そして、本当はゲンドウ達はリリスに刺さっていた、「ロンギヌスの槍」を使いたかったのですが、今はリリスの活動を抑える為に使えず、また、「SEELE」はそれを見越して、渚カヲルを「Mark.06」に乗せた上で送り込み、監視させていた為、アニメ版の様に使う事が出来なかったものと思われます(因みに、使徒の精神攻撃を最初に受けたのは、7号機に乗っていたトウジでした。
 アスカはこの時、以前の3号機の事件の時の様に、使徒に精神汚染される危険性がある事を考えられ、アニメ版の様にバックアップに回る様に指示されたもの、と推察されます。
 当然アスカはアニメ版の様に反発しますが、それはアニメ版の様に自分の為では無く、純粋にトウジを、そして、トウジの事が好きなヒカリの事を考え、心配したからです。
 また、トウジも初の実戦であった事。
 何より、この時点ではアスカはミサト達に隠していますが、3号機に潜んでいた「第9の使徒」に授けられた力と記憶により、「第11の使徒」の危険性を誰よりも分かっていました。
 なので反発したのですが、却下されます。
 ここで大切なのは、アスカはこの時、内心舌打ちしながらも、アニメ版の様に無理やり出撃せずに、素直にバックアップに回った事です。
 これこそ、トラウマを克服し、精神的に驚異的に成長した、アスカのとても立派な成長の証です)。
 
 そして、トウジはアニメ版、そして漫画版のアスカの様に精神攻撃を受けます。
 トウジには、そこまでトラウマ的なものは無かったのですが、逆に、だからこそ、自分の目を背けずにはいられない、自分の酷く醜い部分を見せられ、激しく狼狽し、7号機は活動を停止します。

 その様を見たアスカは、すぐさまトウジの乗る7号機に駆け寄ります。
 この時ミサト達は、自分達の静止を無視して7号機に駆け寄ったアスカに対して、何を考えているのか、と疑問に思います。
 そして当然、使徒の精神攻撃をアスカも受け、2号機の動きが鈍ります。

 しかしアスカはこの時、既にトラウマを完全に克服しており、更にこの時、初めて使徒に授けられた力を使って、使徒の精神攻撃を中和し、何とかトウジの乗る7号機に辿り着き、急いで、ミサト達に撤退する、と言います。

 しかし、ここでアスカにとって予想外だったのは、「第11の使徒」が強力なビームを放ち、攻撃してきた事です。
「第9の使徒」に授けられた記憶には、「第11の使徒」にこの様な能力は無かった為、アスカは計算が崩れ、焦ります(因みに、このビームによる攻撃は、「第3の使徒」の魂が宿った事により、新たに得た能力です)。
 
 そして、なすすべ無くやられる、と誰もが思った時、「第11の使徒」の居る衛星軌道上から更に上空、つまり宇宙空間から、何者かによって、「Q」に於いて登場した2本目の「ロンギヌスの槍」が投擲され、「第11の使徒」は殲滅されます。
 
 その何者かとは…。

「アダムスの器」の1つである、8号機を操る「マリ・イラストリアル」でした(因みに「破」の最後の、「Q」の予告にあった、
「台頭する8号機とそのパイロット」
 というセリフは、このシーンを表しているものと思われます。
 実際、その予告に於いて8号機は、巨大な天使の輪が表れており、逆さまになっていますが、空中に浮いています)。
 
 そして、この功績を持ってマリは「NERV」に潜り込みます。
 

 …自分の目的である、「SEELE」とゲンドウ達の目論む「人類補完計画」を止める為に。


 因みにマリの正体ですが、以前は「アスカの母親の肉体のクローン+第11の使徒の魂である」と言いましたが、今は、

「アスカの義母の肉体のクローン+第11の使徒の魂」

 なのではないか、と考えています。

 その理由は、アスカの義母は、天才科学者であるアスカの母親すらもかすんでしまう、超天才だった事(少なくとも漫画版では)です(赤木ナオコをも上回る、ユイの様な感じ)。
 これは、漫画版のアスカが使徒の精神攻撃を受けたシーン。
 漫画版の9巻の「STAGE60」の4~5ページを見れば、マリの肉体が誰のクローンなのか、一目瞭然です(※勿論、これはあくまでも個人的な予想・推測です)。
 
 今回の考察(というかもう創作になっていますが)は以上です。
 これが参考になれば幸いです。

 それでは、また。

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