From mitsuzawa northeast

横浜FCと横須賀・神奈川のローカルフットボールシーンを気ままに応援する日記。時々故郷・静岡県東部のフットボールなども。

2012 JFL第11節 Y.S.C.C. vs 佐川印刷SC

2012-05-13 | JFL/J3観戦記
2012/05/12 JFL
前期第11節 15:00KO
会場:ニッパツ三ツ沢球技場
観衆:620人(公式)
Y.S.C.C.10-22佐川印刷SC
1-0
得点者


吉田 明生
時間
17分
28分
90+4分
得点者
平井 晋太郎
平井 晋太郎


Y.S.C.C.
2012JFL前期11節 vs佐川印刷SC
 10 辻 正男 
 8 吉田 明生 
31 伊藤 和基23 須原 明康
7 平岡 直道13 小澤 光
25 西山 峻太21 斎藤 紀臣
6 松田 康祐3 白井 脩平
 30 高橋 拓也 


Y.S.C.C. 選手交代

64分 31伊藤 和基 → 24井上 和馬
68分 23須原 明康 →  9青田 翔
83分 13小澤 光  → 19渡部 学

Y.S.C.C. 警告・退場

89分 25西山 峻太(警告)

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佐川印刷SC スタメン 5-4-1

          9平井

 8大槻              19岩崎

     10吉木     18姜

2志摩  14浦島    16池田  26下畠

          22高橋

           1山岡

佐川印刷SC 選手交代

46分  9平井 → 11中島
58分  1山岡 → 31大石
83分 19岩崎 → 20中筋

佐川印刷SC 警告・退場

76分 11中島 清登(警告)

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12日は三ツ沢でY.S.C.C.(以下YS)のホームゲームがあったので
フラリとそちらへ。YSさんの試合を見るのは昨年末の地域決勝以来。大分ご無沙汰してました。
そういえば今季JFLの試合を見るのもこれが初めてだったり。
佐川印刷SC(以下、印刷)の試合を見るのも実はこれが初めて。
今年でJFL昇格後10周年なのだそうだけど、これまで観戦機会に恵まれてなかったなと。
しかも印刷は現在JFL首位。順位表上ではJFL中位~下位を行ったり来たりな印象の
多かったチームだけに、どんなサッカーをするのかなというのも興味の的でした。

   

まずは会場の三ツ沢に入って目に付いたのが有料試合じゃ当たり前だけどYSさんの切符売り場。
関東じゃまず見かけなかったので、ああ、これがJFLなんだなあとも。当日券は大人1枚1000円也。
メイン構内の売店に目を配ると、これもお目当てのJFLパンフレットとその隣には
なんと神奈川県リーグの2012年度のパンフレットが。オイラはもう既に入手していたので
購入しなかったけど限定20部で販売してました。つか、こちらのパンフはJFLのものと
違って全頁カラー頁と豪華版なんですよ。県1部にYSCCセカンドがいる関係で配布が
割り当てられたものですね。JFLファンの方で神奈川県リーグにも興味がある方は是非とも購入を。
スタンドに出てバックスタンドに目をやればJFL旗、YS、印刷両チーム旗がはためく。
YSはJFL昇格を機にチーム旗を新調されたんですね。
それにしてもJFL公式スポンサーとはいえ、某航空機会社の立看板とY.S.C.C.の旗が
こうも一緒に納まる日が来るとはね。現理事長の吉野次郎氏の胸に去来するものはいかばかりかと。
(Y.S.C.C.は1986年に全日空横浜サッカークラブを退団した吉野氏らが設立したクラブ。
詳しい経緯についてはウィキの同クラブ・ボイコット事件を参照のこと)

  

前置きが長くなったので試合の方を。
なお、席の方はYSサポさんと挨拶交わしたので応援席寄りです。
前半はYSサポさんらは10分で先制だ!と息巻くが首位佐川印刷の守備ブロックは堅固で
YSも攻め込んでもなかなかシュートまで持っていけない。
印刷は左サイドバック2番志摩のオーパーラップの攻撃参加にYSが手を焼くシーンが
目立ち、次第にYSは防戦一方に。
17分、印刷のカウンターからYS・DF裏に出たボールをエリア枠ギリギリに飛び出した
GK高橋がボール処理を一瞬躊躇するミス。この隙を突いた印刷FW平井が高橋の頭上を抜く
ループシュートで先制。
28分には印刷のロングボールからあっさりとYS・DFは裏を抜かれトリニダード・トバゴ出身である
平井の快足からまたもゴールを許してしまう。
YSもYSで地域決勝で見た時のような小気味良いパスワークは見られず、いいところ無く前半を折り返し。
YSさんもどうしたのだろうかと。ちなみに印刷の平井は前半でお役御免に。

 

2012JFL前期11節 Y.S.C.C.vs佐川印刷SC(後半)


ハーフタイムを迎える頃になると三ツ沢に掛かっていた曇り空も晴れYSのチームカラーのような
鮮やかな水色の空に。これでYSも巻き返しを図ろうと後半は印刷も2点リードを守りきろうと
リトリートした守備網を築く。途中GKが接触により負傷交代したものの印刷守備陣の集中力は高く、
YSはなかなか1点を返せない状況が続く。その模様は上記の動画を見ていただければ
お分かりいただけるかと(手抜きw)

2012JFL Y.S.C.C.vs佐川印刷SC 吉田明生ゴール

印刷GKが負傷治療した時間もあったためATは6分と長め。
AT突入後も1点を返せないYSは敗色濃厚となってきたが、ATも4分を過ぎた頃
YSが前線にボールを送ったところをゴール前で8番吉田が倒されPKの判定。
これをキッカー吉田が蹴ったボールは1度はGKに阻まれたものの跳ね返りを
吉田自身が頭でプッシュして1点を返す。

 
しかし、YSの反撃もこの1点止まり。結局前半2点リードした印刷が1失点したものの
何とか逃げ切りJFL首位を守りきる形となった。
YSは今季初のホームでの敗戦。YSとしてはエース辻が印刷DF陣のマークに苦しむ場面になったときの
次の一手を構築することが課題となったんじゃないかと個人的には感じましたね。
試合としては地域よりも技術面では上手い部分もあるけれど前線のプレスとかはまだ少なくてそこが
J2とも違うし、技術面では劣っても激しく当たることもある関東リーグとは違う感じかなと。
印刷も首位というだけあって、カウンターなどの決まりごとや守備陣の集中は流石だなと。
特に前述の平井のスプリント力や左サイドバック志摩が絡んだときの流れが目を引くものあり。     
10番吉木も視野の広い良い選手でした。



試合後は関東リーグ時代と同じくメイン出入り口前でYS選手達がファンや観客をお出迎え。
選手は大変かもしれませんが、このプロには無い温かいファンサービスはこれからも続けていって欲しいですね。
JFL首位との対戦で今季3度目の敗戦を喫したY.S.C.C.だけど、次の試合からの建て直しに期待ですね。
集客や運営面でも関東リーグと同じような雰囲気でもあり、細かい部分で厳しい面があると思うけど
横河武蔵野の先例も見習いながら頑張って行って欲しいなと。(この辺は上から目線な語り口で申し訳ないです)

(おまけ)
 
隣の三ツ沢陸上がなにやら賑やかだったので覗いて見ると中学生年代の陸上競技が行われていたのでパチリ。
1500メートル走を、ある組のトップの男子は4分49秒で走っていたけど、やはり陸上部の子は速いねえ。
それと三ツ沢陸上にまで大型の映像装置が設置されてたのには驚き。
陸上はスタンド下の諸室がもう少し整備されていればいいんですけどね。

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1 コメント

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Unknown (likefulie)
2012-05-14 00:09:45
 この試合、観戦されていたんですね。
 お疲れ様でした。

 この試合、YSCCが2点目を与えた事で、佐川印刷がより守備に集中しやすくさせてしまった面はありますね。(YSがボール持つと5バックで対応していましたから)
 自分は入場料や運営募金などでしか貢献できませんが、YSCCにはできる限りJFLで戦い続けてほしいです。
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