佐原二丁目公園内覧会見学（その１）

１０日は横須賀市佐原二丁目公園の内覧会に行ってきました。
どうもこの内覧会は市議会議員さん対象のようだったのですが（参考：大村洋子市議のブログ）
横須賀サッカー協会会長をはじめ、横須賀ＣＦＣ監督さんや横高ＯＢキャプテンさんなど
サッカー関係の市民の方も多く訪れていたため割とオープンな会だったのかなと思います。
（オイラはとある情報筋の方から情報を戴き来てみた次第）

佐原二丁目公園サッカー場の横須賀市からの概要はコチラをクリック。
サッカー場建設については、このブログでも度々紹介してきましたが
横須賀にサッカースタジアムをつくる会や横須賀サッカー協会など
サッカーを愛する多くの市民からの署名と要望、資金面では米海軍空母配備に伴う
補助金を元に作られました。公園全体の整備費用は約１５億円。詳しくはコチラの記事参照。
特に前者の署名では、市リーグ、都道府県～関東地区レベルの試合が
可能な規模のスタジアムを、というスタンスでの署名活動が実を結んだサッカースタジアムです。
ＪＦＡが定めた下記リンクのスタジアム標準で言うところのクラス３～４に該当します。

参考：日本サッカー協会：サッカースタジアムの建設・改修にあたってのガイドライン（ＰＤＦ）

サッカースタジアムというとＪリーグが開催可能な大規模のスタジアムを
連想してしまう傾向が強いのですが、それだと建設資金や維持費が嵩み
構想は立てても結局、企画倒れに終わるスタジアム案が各地に多くあるだけに
市民の要望を受け入れてもらい易くするためにも、あえてこの規模のスタジアムで
十分だという、つくる会などの先見の明は改めて素晴らしかったと言えますね。
これもまた、ロック総統の提唱する「今そこにあるサッカーを愛せ！」という
考えの根底に通ずるものではないのかな～と思います。

それでも、つくる会の活動期間（２００２年～２００８年）からサッカー場の完成までは
実に１１年を要しました。私も２００５年頃から一時期お手伝いしていた時期が
ありましたが、本当に長かったですね・・・。

少し前置きが長くなりました。
今回は写真が多いので、全３回に分けてお伝えします。ではどうぞ。


スタンド正面玄関には既に「横須賀リーフスタジアム」の名前が表示されていました。
前のエントリーで、本当はネーミングライツにした方が良かったのではないかと
指摘したのですが、ここの全敷地２．９ｈａのうち２ｈａは日産自動車からの寄付で
あったということで、残りの土地は横須賀市土地開発公社から市の買戻しであるとのこと。
ちょっとこの辺のカラクリは分かりにくい所であるけれど、公社からの買戻し額を
相殺するためにネーミングライツを適用するのもアリだったのではと思うけど、どうなんでしょうね。
（この辺、事情に疎い素人考えでスミマセン）


スタジアムの外には遊具広場が整備され、既に市民の子供達に開放されていました。
中高年向けの運動能力維持器具も設置されいるようです。
内覧会は１４時から開始。市職員の方の先導と説明の元、進行していきます。

　
それではまず、待望の人工芝ピッチへ！！
人工芝ピッチとしては、うん、素晴らしい！！の一言。

　
こちらがピッチ表面です。
以前、フットボールスタジアムつくば（現セキショウ・チャレンジスタジアム）を訪問したときは
人工芝ピッチの感触が軟らかすぎる印象があったけど、こちらは良く踏み固められてる感じがします。
もっとも、実際にサッカー用スパイクで踏み込まないと感触はまた違ってくるかもしれませんが。
本当は保土ヶ谷公園サッカー場のような天然芝サッカー場が理想なのですが、利用頻度に制限が
掛かることや維持管理費用の面で考えると人工芝の報が利点が大きいので、そこは我慢かと。

しかし、最近の人工芝（スポーツターフ）は本当に性能がいいですね。
惜しむらくは、このスポーツターフの製造メーカーがどこか聞くのを忘れてしまったことです。
こちらで人工芝の種類を調べたことがあっただけにオイラとしたことが迂闊でした。


こちらはメインスタンド中央に設置された時計。横須賀法人会様の寄贈であるとのこと。
サッカーピッチが模されたデザインがグッドですね。

長くなったので、続きはまた次エントリーで～

にほんブログ村　にほんブログ村