
天皇杯 2008 決勝 2009.01.01(Thu)14:00KO 会場:国立霞ヶ丘競技場 観衆:44,066人 | ||||
ガンバ大阪 | 1 | 0-0 | 0 | 柏レイソル |
0-0 | ||||
得点者 播戸 竜二 | 時間 116分 | 得点者 |
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天皇杯は結局延長の末1-0でガンバ大阪が優勝した。
優勝・・・といってもACL出場権を獲得したと言ったほうが妥当だろうか。
G大阪はもう満身創痍といっていいほど疲れがピークに達していたけれど
それでも、一発勝負の勝負時ををよく心得た采配と試合運びを進めたことは
見事であった。
いつものパスサッカーはどこへ行ったとかグダグダな内容だったと
批判するのは試合単体を見ればそうかも知れないが、ここまでの経過を
無視したお門違いな意見というものだろう。
西野監督は60分になっても、80分になっても、延長後半になるまで
動かなかった。その胆力にも驚かされたが、90分で3人の交代枠を
使い切った石崎監督はフランサと李を入れて得点を奪えなかったため
後半終了間際から延長まで苦しくなってしまった。
柏はこの日の戦いぶりを見るかぎり、仮にこの試合に勝ってACLに出場出来たと
しても、この1年間を戦い抜くのは難しいだろう。選手層が薄い。これに尽きる。
もっともベストメンバー規定なんつーアホな規定があるため、柏より選手層の厚い
はずのガンバもこの1年疲弊しまくったので、あまり関係ないかも知れないが、
困ったときはフランサ頼みな戦術もどうかと思う。
この試合で目に付いた選手はG大阪の寺田。菅野のファインセーブの影に
隠れがちな印象があったけど、時折見せる思い切りの良いミドルシュートで
何度か良いフィニッシュの形を作ってた。ルーカスの個人技も良かったけどね。
遠藤がバテバテだった分、全体を通してよく奮戦していた。
あと相変わらず渋いけど、明神・橋本のゲームの切り方ディレイのもっていき方は
さすがだなと。
この試合はいかにスローなゲームコントロールで120分戦いきるかという
イメージを実行できたG大阪の完勝だった。
G大阪の選手関係者サポの皆さん、おめでとうございます。
あとはどれだけ疲労を抜いて新しいシーズンを迎えることが出来るかどうか。
遠藤などは下手するとオーバートレーニング症候群になってしうんじゃないか
というくらいの稼働率だったから心配だな。
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