神奈川県サッカー協会フットボールセンターに行ってきた。

今日は突然ではありますが、神奈川県サッカー協会フットボールセンター（かもめパーク）を見学へ。
本当は県２部３位決定戦や県１部２部入替戦の時に訪れてみたかったのですが
仕事や体調を崩したなどで来れなかったので、改めてフラりと行ってみたわけです。

この「かもめパーク」へのアクセスルートは「わかの観戦日記」さんで複数のルートが詳しく紹介されています。
詳しくは同サイト内の神奈川県サッカー協会フットボールセンターの頁をご覧ください。

　
まずはクラブハウスへ出向いて事情の説明。
もちろん敷地内の撮影は関係者様からの許可を戴いております。


１２月１日付の神奈川新聞記事と、会場パンフレット。
新聞の裏面は神奈川県協会会長と神奈川県知事の対談記事でした。


今回は特別に許可を戴き、クラブハウス２階テラスからグラウンドの撮影を許可していただきました。

　
こちらがクラブハウス２階テラスからのグラウンドの眺め。逆光でちょっと分かりづらいですが
審判、指導者講習会などではここから俯瞰し試合の模様をチェックするとのことです。


こちらがグラウンドのパノラマ画像。↑のサムネイルをクリックすると拡大します

　
ここの人工芝はイタリア製で充填剤はゴムチップではなくヤシやココナッツから作られたものを使用している。
これにより、夏場の表面温度の上昇はゴムチップのものよりも２０度近く低く抑えることが出来るとか。
確かに、出来立ての人工芝特有の廃タイヤのようなゴム臭さが無いし環境的にはよく配慮された人工芝と言えますね。

　
元々、指導者や審判講習といった「蹴る人」のための施設を想定していたため観客席については
当初計画では考慮していなかったようですが、公式戦も行うこともあるため、数個のベンチと石段程度の見学スペースが設置されています。
右側の画像に目盛のような表記に注目してもらいたいのですが、このグラウンドは調整池も兼ねていて洪水時はピッチに水が
貯められるようになっているとか。（わかの観戦日記・スタジアムガイドより）
故に本格的な座席は設置し辛いのかも知れないですね。

　
バックスタンド相当の様子はこんな感じ。照明もリーフスタジアムと同規模のＬＥＤ照明を使用。
こちらの石段は３００人相当のギャラリーが観戦できるようになっているのだとか。


ここでちょっとキツイ注文を付けるかも知れませんが、出来れば将来的には
ここの石段にはバス停にあるような簡素なものでも良いので観客が雨風直射日光を凌げる程度の
簡易屋根を設置して頂ければなと思います。（画像は静岡市清水区にあるＪ－ＳＴＥＰのもの）

神奈川新聞の黒岩知事と宇野会長との対談記事でもありましたが、知事は０２年Ｗ杯での
あの雨の宮城スタの試合を応援されたということですがあの雨の観戦というのは本当に観る側にとってはキツイんですよね。
２０分か長くて３０分程度の滞在に使用するバス停にすら雨を凌げる簡易屋根があるというのに
正味約２時間も観戦に拘束されるサッカー場で雨風を凌げない。これはオイラの好きなスタジアム
ニッパツ三ツ沢にも言えることなのですが、Ｊリーグが出来て２０年経ちますけど、
日本サッカーの「観る文化」特に環境面はまだまだ貧しいのではないかなと。

観戦が主目的の施設では無い事は重々承知ですが、雨や日蔭が造れる屋根があれば
クラブハウスに入りきれないチーム関係者や講習参加者の荷物置き場としてもこの石段の活用の幅が広がる事でしょう。
今直ぐにとは言いませんが将来的には、（簡易屋根の設置を）検討して欲しいなと思います。

　
最後に道路を挟んで相鉄線沿いにはフットサルコートが２面。
こちらもサッカーコートと同様にイタリア製の人工芝が使用されているとのこと。

　　
帰りは上飯田団地のバス停から思わず「いずみ野駅」行きバスに乗ってしまったけど
ちょっとこのバスは泉区の中を大回りするルートでセレクトに失敗したかも
都の西北でもないのに早稲田というバス停があったのにも驚いてしまったり（笑）
相鉄線の高架からは綺麗な富士山を眺めることが出来て良かったですね。


なお、かもめパークの公式ＨＰは１２月２０日にオープンされています。
施設予約も同ＨＰを通じて受付が始まっているので、これから徐々に予定が埋まっていくのでしょうね。

神奈川県サッカー協会フットボールセンター（かもめパーク）公式ＨＰ

まだオープンして間もない施設ですが、これから沢山の利用者に親しまれるより良い施設となって欲しいなと思います。
本日は勝手ながらご見学させていただき、ありがとうございました。

にほんブログ村　にほんブログ村