THE POEMS OF ARSHAD ULLAH IN BENGALI

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今夜

2007-12-09 23:23:13 | Weblog
今 夜

ウッラ アルシャド
日本語訳 加藤博美


今夜 数十億の星が燃えているのが 見える
多分 星は もっとある

幾千億 今夜の空には
私の視線の及ばないところに もっと 夥しい星々が…


私は 夜 家の傍に立っている
今 空の星を たった 一人で 見詰めている

私は この世で 沢山の星を見て来た

春の満月の夜 繰り返される闇の中で…


この人生のページから
 幾つもの春が 去って行ってしまった

後 幾つ 春が 残っているのか
 私は 知らない

今 人々は皆 眠っている
 静寂の夜に 包まれていることさえ
  彼らは 意識せずに

春の朝 人々は 鳥の声で 目覚める

新しい 一つの日が 始まり
その一日も 彼らが気付かぬうちに 過去になる

この頃 心の中に 一つの疑問が浮かぶ

この 大地の胸の上で 休めるのは 後 どれくらいか と

私は 来客として この世に 何日 憩えるのだろう


精神の目を凝らして 遠くを 眺める

光の速度でも摑めない 私の死の使いの 足取りを 捉えようとして…


朝になるまでには もう少しの 時間がある  だが

そんな短い時間では 私の死の影は 私の視線に触れることはない

恐らく 今は 未だ そのときではないのだ と

自らの胸に 言い聞かせてみる

けれど 死の影

それは 突然 訪れる

明日 あるいは 明後日 次の日 又は もっと後の日なのかも知れない

私の魂が 目覚めていて 私の強烈な眼差しが 持続するのであれば
私は もしかしたら その影が 私の心臓を抉る直前に
その風を 頬に感じることが出来るのかも知れない


少し前に 東の空に 太陽が昇り始めた

私は 今 このときを呼吸する

今は 未だ 私の死ぬときではないらしい