Ⅴ フロリダ州
しかし、フロリダ州の事例はヒスパニック系が同じ出自であるヒスパニック系候補者を支持するという特質を踏襲する反面、それ以外の要因、一つは経済や雇用の重視する共和党支持者がトランプ支持にまわったこと、もう一つは、フロリダ州における民主党支持者の拡大があろう。無論、それはヒスパニック系にも広がってきているといえる。
フロリダ州の共和党予備選では、トランプ45.72%、ルビオ26.99%、クルーズ17.09%、ジョン・ケーシック6.77%であった[1]。この結果からわかるように、マルコ・ルビオは敗退しトランプが圧勝した。フロリダ州出身の上院議員マルコ・ルビオはキューバ系であったが、フロリダ州のマイアミ南部の一つの郡(マイアミ・デイド郡)でのみトランプに勝利した。しかし、このこと自体は、テッド・クルーズと同様に、ルビオがキューバ系で同州のなかでもマイアミ南部にキューバ系が集中して居住している同郡で彼が勝利したことは彼のエスニシティが大きな要因の一つになっていることは理解できよう。近年、このマイアミ南部はプエルトリコからの移住者が集まってくる。これまでは同地域にはキューバ系移住者が多く、いずれにしてもラテン系の割合が高い地域である。プエルトリコはマルコ・ルビオが勝利した(ほかにミネソタとコロンビアDCで勝利)。ちなみに、このキューバ系が多いマイアミ・デイド郡にクルーズも選挙前の3月10日に最後の演説をしていた。つまり、ルビオもクルーズも最後の最後で出自であるヒスパニック系をターゲットに選挙キャンペーンを展開していたことがわかるであろう[2]。ルビオはスペイン語でもメッセージを述べていたこともこのことを証明している。2015年のデータではあるが、Univisionのアンケート結果によると、「候補者が流暢なスペイン語を話すかどうかはあなたの投票に影響するか」という質問をしたところ、影響しないと答えたのは54%であったが、反面、スペイン語を話すものに投票したいと答えたものは39%も占めた[3]。以上のことからも、ヒスパニック系が同じ出自や文化的絆、および地元出身者等に対する愛着の度合いが比較的高いことがわかる。
しかし、逆にフロリダ州ではトランプが圧勝したという事実は、ヒスパニック系の出自や文化の絆よりも実質的な権益を重視する側面がこの場合優先されたということになろう。つまり、トランプの支援者の多くは白人の中間・下層が中心で、最大の関心は経済・雇用の改善にあると考えられるが、加えてティーパーティ派との決別も意味している。ヒスパニック系がこれに便乗する動きを全く否定はできない。なぜなら、キューバ系の古い世代はティーパーティ派や伝統的な共和党の保守派への支持が主流であったが、2世、3世となるにしたがってキューバ系のなかから民主党支持派が増えている。またプエルトリコ系は概して民主党寄りである。このことは、トランプが重視している経済や雇用政策に関心をもっているのも事実である。さらに、フロリダ州の場合は、ラティーノのなかでもキューバ系とプエルトリコ系が主流であり、メキシコ系とはその一般的な背景が異なる。つまり、キューバ系は難民認定や永住権、市民権を比較的取得しやすい。極端な言い方をすれば、キューバ人は亡命目的で米国に到着した時点から難民認定されるのである。ひいては、今後のキューバとの政治的、経済的関係やその政策に関心をもっている[4]。
またプエルトリコ系はすでに米国市民権をもっていることから、移民問題よりは雇用経済問題により関心をもっていた。8月に行ったラティーノ・ボイスの行った調査によると、フロリダ州の場合、投票者本人の最大の関心はどこにあるか、という問いに対し、第1位は経済雇用38 %、第2位は移民問題34%、で、一般的に重要な政治的課題としてヒスパニック系が考えているのは、第1位は雇用経済45%、第2位は移民問題31%となっている[5]。さらに別の調査で、Univisionが9月に実施したアンケートによると、経済・雇用25%、移民問題12%、教育11%となっており、やはり経済・雇用問題が移民問題より関心が高い[6]。さらにUnivisionが10月7日に発表した調査でも、経済・雇用が32%、移民問題13%、教育7%となっている[7]。つまり、このことは、ヒスパニック系ならば、不法移民を含む移民問題を考慮し、反トランプの立場にあると断定することはできないことがわかる。
フロリダ州における8月のワシントンポスト紙の調査で、クリントン46%、トランプ44%で接戦にあること。これをヒスパニック系に限ると、フロリダ州の場合、共和党43%、民主党47%で、4ポイントの差である[8]。他方、Univisionの先の9月の調査では、フロリダ州に限ると、クリントン52%、トランプ27%、ジョンソン5%、ステイン1%であるが、気になることはこの段階に来て「まだわからない」としているのが15%もあり、これが選挙にどう反映されるのかということである。加えて、同調査で、「クリントンはうそつき(liar)だと思いますか」という質問に46%がそうだと答えていることも気になる。いずれにせよ、フロリダ州においても、ヒスパニック系はクリントン支持が多数派である。しかし、米大統領選挙においては選挙人である上院議員を選出するわけで、民主党のパトリック・マーフィが39%、共和党のマルコ・ルビオが46%で、保守派のキューバ系が多いフロリダ州では、トランプの人気低下はマルコ・ルビオには悪影響を与えていない[9]。このことからわかることは、共和党支持のヒスパニック系は、トランプの経済、雇用に期待し、かつヒスパニック系候補に対する愛着の両方が反映されていることである。
このことをふまえて、2012年のフロリダ州における選挙戦はまさに接戦状態にあり、スイング・ステイト(揺れ動く州)としての可能性を有する代表的な州となっている。CNN調査(2016年9月1日~9月4日)によると、全国ではクリントン43%、トランプ45%になっているが、これを事前登録者に限ると、クリントン44%、トランプ41%になっている。他方、同じCNN調査でフロリダ州に限ると(2016年9月7日~12日)、クリントン46%、トランプ50%になっている[10]。いずれにせよ、このようなアンケート調査は2、3ポントの誤差は寛容の範囲であり、つまり接戦州である証拠といえる。
オバマの民主党がフロリダ州では2012年と2008年に勝利しているが、2004年と2000年にはジョージ・ブッシュの共和党が勝利しているのである。また、2012年、共和党のミット・ロムニーは民主党オバマに0.9%の小差で敗北したという歴史的事件があった[11]。この意味において、マイノリティ票の最大を占めるヒスパニック系の動向に左右される可能性が高いといえよう。
では、フロリダ州のヒスパニック系の動きはどうか。ニュー・ラティノ・ボイスのオンライン調査が2016年7月下旬に実施されたが、トランプ支持は12.9%にまで下がっている[12]。ちなみに9月上旬時点の同調査によると、11.2%に下がっている[13]。キューバ系は従来共和党寄りであった。しかし時代や世代の変化で反カストロ世代よりも新しい世代が活躍するようになっていった。その好例が全米キューバ系アメリカ人財団(CANF)の強硬路線の修正にもみられる。キューバ系の新しい世代はむしろ民主党寄りのキューバとの通商の自由化を求める。
ここに興味深いデータがある。10月に実施したUnivisionの調査によると、フロリダのキューバ系に限定した調査で、クリントンとトランプの支持率はともに41%になっている[14]。誤差は7.5ポイントとしているが、このデータに信憑性があることを前提に言えば、キューバ系のヒスパニックの共和党支持派と民主党支持派が互角になってきていることを意味している。そのうえで、このたびの大統領選は従来の状況と少し違うことも考慮しなければならない。このことによって、従来の共和党と民主党の壁は見方によってはそれほど大きなものではなく、スイングが必然的に起こりやすい状況にある。より具体的にいえば、トランプは9月のフロリダでの演説で、共和党のティーパーティ的な厳格なキューバの民主化に転換していくことを明らかにしている。つまり、キューバとの国交正常化をはじめるが、キューバの民主化が推進されることが完全な通商の自由化の大前提であるという強硬路線を改めて提唱し、オバマの寛容政策を真っ向から批判したのである。この影響が少なくないかと思われるが、キューバ系の共和党支持率は上がっている。これに対して、民主党側は、1998年にトランプの経営する会社がキューバへの経済封鎖に違反していたということを主張し、これに対抗する。ヒスパニック系票を得ることができなければ、トランプが敗北する可能性は高いといえる。
ところが、フロリダ州のプエルトリコ系には従来民主党支持者が多いことから、フロリダ州のヒスパニック系全体では民主党寄りであることがわかる。また同時に、共和党支持するヒスパニック系はフロリダ州でまだ勢力として大きいという見方もできる。加えて、ヒスパニック系がリバタリアンに13%も流れており、この数値は決して少なくない。ここからの共和党ないし民主党への鞍替えは全く否定できないであろう[15]。
ピュー・リサーチ・センターによると、オバマは2008年選挙でフロリダのヒスパニック票の58%を得票した。当時の共和党候補者ジョン・マケインの場合、全国のヒスパニック票の31%を得票したが、フロリダ州ではヒスパニック系の42%を得票したのであった。またミット・ロムニーの場合も、全国的にはヒスパニック票の27%を得票したが、フロリダ州ではヒスパニック票の39%を得票した。この意味で、フロリダ州のヒスパニック系では共和党支持率が全国平均に比べて高いことがわかる。換言すれば、フロリダ州のヒスパニック票の開拓の余地がまだ残っており、かつその結果次第でスイングしやすい激戦州であることが予想される。
結びに変えて
以上のことから、2016年米国大統領選挙が、両党の候補者の「特異性」により、きわめて選挙自体につねに問題が生じている。それはすでに述べたように、トランプに限ったことではなく、クリントンにも同様のこととなっている。そのなかで、投票する市民の立場からすれば、どちらの候補者に投票すべきか実に悩ましい事態が起こっている。それは未だ相当数の市民が両候補に対する不信感をもっていることからもわかる[16]。従って、投票に行かない割合が例年並みか例年以上かによっても接戦州ではスイングの起こりうる要因となっている。このような今回の米国大統領選に格別にみられるこのような事態をふまえて、ヒスパニック票が従来通り、民主党を支持し、テキサスやフロリダのような共和党支持のヒスパニック系が多く居住する州では、ヒスパニック系の一部が共和党に投票するという動きが予想される。変容する要因としては、ヒスパニック系は移民問題を最優先していないことはデータ上証明されており、経済・雇用問題を最優先立場では、少なからず白人の中・低所得者を中心に人気を集めているトランプ支持に、ヒスパニック系の一部はまわることが考えられる。この時期にきてクリントン陣営に極めて不利になることが予想されるメール不正問題の再調査などにより、票の動向は寸前まで不透明と言わざるをえないだろう。そして、その投票結果を支えている市民パワーのなかに確実にヒスパニック系が入っているのである。
【補論】
選挙後の調査をふまえて
今回の選挙では、事前登録者の60.2%が実際に投票した(U.S. Election Projectによる)[17]。ヒスパニック系については、現時点でデータが公表されておらず、2016年事前登録者の2332万9千人のうち、実投票者の実数は不明である。2012年の実投票者は事前登録者の48%であったが、それを上回っていたのかが注目される[18]。ただし、そのことを予想し得る間接的な情報はすでに入手できている。その一つに、フロリダ、ネバダ等のスイングする可能性が高いことが予測されていた州やヒスパニック系が多い州では、例年よりも多くのヒスパニック系が11月8日の投票日に選挙会場にいち早く足を運んでいることがわかっている。フロリダ州では初期実投票者のヒスパニック系はその時までに投票した者の15%を占めており、2012年選挙の最終的なヒスパニック系実投票者が実投票者全体の12%であったので、すでにそれを上回っている[19]。また同じ事態を別調査では、2008年のフロリダでのヒスパニック系初期投票者は26万263人で投票者全体の9.6%を占めていたが、2016年選挙では、59万6146人で全体の14.1%を占めるに至っている。これは2008年との対比では129%増となっている[20]。
選挙が終わって数ヶ月が経っているが、調査は選挙前ほど実施されていない。これから次第に結果が集計されてくるものと期待している。しかし、この限りある調査結果をもとに、ヒスパニック系の選挙における動向や成果について、とりわけスイングステイトと言われたフロリダ州と、根本的に共和党の勢力圏で、かつヒスパニック系人口も多いテキサスの2州におけるヒスパニック票の動向について、若干の考察をして本稿を締めくくりたい。
1. フロリダ州
フロリダ州はまさにスイングステイトとして注目されていたが、実際、共和党が8年ぶりに勝利した。CNN調査では、トランプが49.0%、クリントンが47.8%となっており、予想通りの接戦であったことがわかる。これを人種別にみると、白人系の場合、トランプが64%、クリントンが32%で、トランプが32ポインも引き離している。しかし、ヒスパニック系の場合、従来、概して民主党支持率が高いと言われているが、実際に、クリントン62%、トランプ35%で、クリントンが27ポイント上である。ヒスパニック系以上に今回の選挙で、ある意味衝撃的だったのは、黒人系票の動向であろう。黒人系の場合、クリントンが84%、トランプが8%で、これは全国的にもこのような選挙結果が見られている。人種差別的な発言などが黒人系の民主党およびクリントンへの支持力を高めたのであろうか。
ここで問題になっているのは、ヒスパニック系は黒人系に比べ、意外にもトランプや共和党を支持していたことがわかってきているが、果たして、ヒスパニック系のトランプ/共和党支持は本当に30%前後だったか否かという論争である。フロリダのヒスパニックの間でトランプ支持者が多い理由は、伝統的な共和党支持者であるキューバ系が居住しているからである。エディソン・リサーチによる全国出口調査では、全国のヒスパニック系のうち、29ないし28%がヒスパニック系でトランプに投票した者となっている[21]。ところが、ラティーノ・ディシジョンズ選挙前日調査では、ヒスパニック系でトランプに投票しようとする者は全国平均18%で、双方の開きが10ポイントもあることを疑問視する声も多い[22]。しかし、同調査においても、フロリダ州の場合は、それぞれの得票が、クリントンが67%、トランプが31%と算出されているのである。ここで従来から継続する傾向としては、ヒスパニック系には概して民主党支持者が多いが、キューバ系のヒスパニックを中心に、フロリダ州では、共和党支持が根強いということである。このことは今回の選挙結果からも肯定できるであろう。実際、同調査のフロリダ州のキューバ系のみに対する結果では、クリントンが47%、トランプが52%で、トランプ支持者がヒスパニック平均よりも21ポイントも高い。合わせて、フロリダ州在住で、キューバ系に匹敵する人口を擁するプエルトリコ系には、従来、民主党支持者が多いとされているが、同調査でも、クリントンが72%、トランプが26%となっている。同調査を総合的に検討すると、次のことがわかる。
① キューバ系において、共和党支持は高いが、同時に、キューバ系の民主党支持者が少なくないことがわかる。下でも触れるが、世代の違いや育った環境の違いが原因していることが予想されうる。
② キューバ系住民が9割を占めるマイアミ・デイド郡をはじめ、タンパやオーランドなどの大都市部では民主党が勝利している。共和党は、それ以外の地方都市では白人人口が多いので、共和党が勝利している[23]。
そこで、年齢別のデータを対比させておこう。ヒスパニック系18~39歳においては、クリントンが76%、トランプが21%、ヒスパニック系40歳以上においては、クリントンが61%、トランプが37%となっており、若年層のトランプ離れは全国的な傾向ではあるが、これはヒスパニック系についても当てはまることである[24]。
フロリダ州はこのたびの選挙で8年ぶりに共和党が勝利し、まさにスイングを果たした。では、ヒスパニック票はこの選挙にどのような影響を与えたのであろうか。プリンストン大学のバレンスエラ助教らの研究によると、共和党を勝利に導いたトランプは、結果的にロムニーよりも得票できず、またクリントンはオバマ以上の得票を得たという[25]。換言すれば、民主党の白人離れが目立った反面、ヒスパニック系や黒人系が民主党を支持することにより、結果的に惜敗したものの、クリントンはオバマを上回る得票を得て、小差までもっていったという見方ができるのである。この意味では、2016年の大統領選挙は国政を左右する極めて関心の高い選挙だったと言えるだろう。
2. テキサス州
テキサス州は連続で共和党が勝利した(トランプ 52.5%、クリントン 43.5%)。しかし、2016年の大統領選挙の投票結果をみると、ヒスパニック系の80%がクリントン支持であった。しかも、ヒスパニック系人口が比較的多いテキサス南部(カメロン、サパタ郡及びエル・パソなど)及び主要都市圏(ヒューストン、オースティン、サンアントニオ、ダラス)において民主党が勝利した。この点ではフロリダと同じ現象が起こっている。
まずCNN調査によると、白人の場合、クリントンが26%、トランプが69%、ヒスパニック系の場合、クリントンが61%、トランプが34%である。ちなみに、黒人系は、クリントンが84%、トランプが11%になっている。しかし、若年層は人種を問わず、クリントンの支持率の方が高い[26]。
他方、ラティーノ・ディシジョンズ選挙前日調査では、先に述べたように、ヒスパニック系の場合、クリントンが80%、トランプが16%である。多くがメキシコ系であるので、これに限れば、クリントンは80%、トランプが16%、非メキシコ系については、クリントンが71%、トランプが27%で、若干差が見られる。またメキシコ系の関心は、やはり移民問題(40%)で、次に経済・雇用問題(30%)となっている。しかし、非メキシコ系については、これが逆になり、第1に経済・雇用問題(29%)、次に移民問題(25%)となっている。さらに、18~39歳のヒスパニック系においては、クリントンは79%、トランプは13%、40歳以上においては、クリントンが80%、トランプが18%である[27]。若年層の投票を棄権した者が中高年層に比べて若干多いが、これは従来からヒスパニック系の政治参加の一つの問題である。換言すれば、政治に無関心な若年層が少なからず存在していることになる。この理由が、このたびの両候補に限る問題であるかどうかについては別の検討を待たなければならない。
[1] http://edition.cnn.com/election/primaries/polls/fl/Rep(2016年10月30日最終アクセス)
[2] http://www.sun-sentinel.com/news/politics/fl-marco-rubio-ted-cruz-20160309-story.html(2016年10月30日最終アクセス)
[3] http://huelladigital.univisionnoticias.com/the-latin-vote/(2016年10月30日最終アクセス)
[4] Juan Gonzalez, Harvest of Empire: History of Latinos in America, 2nd edition (New York: Penguin Books, 2011), pp.180-181.
[5] http://www.latinodecisions.com/files/5914/7318/6856/AV_Wave_2_Wave_2_Natl_7_State
_Svy_Release.pdf(2016年10月30日最終アクセス)
[6] http://www.univision.com/univision-news/politics/poll-september (2016年10月30日最終アクセス)
[7] http://www.univision.com/univision-news/politics/poll-october?afs(2016年10月30日最終アクセス)
[8] https://www.washingtonpost.com/graphics/politics/2016-election/50-state-poll/(2016年10月30日最終アクセス)
[9] http://www.univision.com/univision-news/politics/poll-september(2016年10月30日最終アクセス)
[10] http://www.24-horas.mx/trump-aventaja-a-hillary-en-encuesta-de-cnn-pero-se-aleja-de
-texas/(2016年10月30日最終アクセス)
[11] http://www.univision.com/univision-news/politics/exclusive-new-poll-shows-trump-has-a
-big-hispanic-problem-in-florida(2016年10月30日最終アクセス)
[12] http://www.univision.com/univision-news/politics/exclusive-new-poll-shows-trump-has-a-big-hispanic-problem-in-florida(2016年10月30日最終アクセス)
[13] http://latinousa.org/2016/09/07/trump11poll/(2016年10月30日最終アクセス)
[14] http://www.univision.com/univision-news/politics/poll-october?afs(2016年10月30日最終アクセス)
[15] http://www.univision.com/univision-news/politics/poll-october?afs(2016年10月30日最終アクセス)
[16] http://www.foxnews.com/politics/interactive/2016/09/30/full-fox-news-poll-results-30/(2016年10月30日最終アクセス)
[17] http://www.electproject.org/2016g(2017年2月24日最終アクセス)
[18] http://www.pewhispanic.org/2016/01/19/looking-forward-to-2016-the-changing-latino
-electorate/(2017年2月24日最終アクセス)
[19] https://www.nytimes.com/2016/11/08/upshot/this-time-there-really-is-a-hispanic-voter
-surge.html?smid=tw-share&_r=0(2017年2月24日最終アクセス)
[20] http://edition.cnn.com/2016/11/04/politics/latinos-voter-turnout-early-voting-2016-election/(2017年2月24日最終アクセス)
[21] http://edition.cnn.com/election/results/exit-polls/national/president; http://www.pewresearch.org/fact-tank/2016/11/29/hillary-clinton-wins-latino-vote-but-falls-below-2012-support-for-obama/(2017年2月24日最終アクセス)
[22] http://thehill.com/blogs/pundits-blog/presidential-campaign/310760-study-finds-trump
-faired-worse-than-romney-with; http://www.latinovote2016.com/app/#all-national-all(2017年2月24日最終アクセス)
[23] http://edition.cnn.com/election/results/states/florida(2017年2月24日最終アクセス)
[24] Ibid. (2017年2月24日最終アクセス)
[25] http://thehill.com/blogs/pundits-blog/presidential-campaign/310760-study-finds-trump
-faired-worse-than-romney-with(2017年2月24日最終アクセス)
[26] http://edition.cnn.com/election/results/states/texas(2017年2月24日最終アクセス)
[27] http://www.latinovote2016.com/app/#all-tx-all(2017年2月24日最終アクセス)
(『日本学研究』第2号(1)京都外国語大学編、2017年3月、63-78頁 所収)