美容師にとって年の暮れは、大晦日の夜まで忙しい時。だからなのか、毎年31日の夜にスタッフと年越しそばを食べながら、お正月飾りを見ていると、この一年のことがいろいろと思い出される。お世話になった方々の顔が浮かんできて、感謝の気持ちでいっぱいになる。
また来年もサロンで、化粧品プロデュースで、アーティストとしての仕事で、いろいろな方にお世話になりながら、元気に前に進みたいと願っています。
今年一年、ありがとうございました!
そして、来年もどうぞ、よろしくお願いいたします。
美容師にとって年の暮れは、大晦日の夜まで忙しい時。だからなのか、毎年31日の夜にスタッフと年越しそばを食べながら、お正月飾りを見ていると、この一年のことがいろいろと思い出される。お世話になった方々の顔が浮かんできて、感謝の気持ちでいっぱいになる。
また来年もサロンで、化粧品プロデュースで、アーティストとしての仕事で、いろいろな方にお世話になりながら、元気に前に進みたいと願っています。
今年一年、ありがとうございました!
そして、来年もどうぞ、よろしくお願いいたします。
今年このブログで、大好きなジャズのCDを何枚も紹介してきた。できるだけ幅広い人に楽しんでもらえるようなセレクトをしたが、今年最後のCDは『ライト・アズ・ア・フェザー 完全版』。
これはいわゆる復刻版なのだが、オリジナル録音時の別テイクなども取り上げられていて、チック・コリアが最も力をいれてつくった一枚といえる。 常に前を向いて後ろ振り返らないコリアが、この復刻版制作のために過去の演奏のテープを聴いた時には「ここに込められている心意気に吹き飛ばされそうだった」と言ったそうだ。
ライブの最後に必ず演奏する曲である『スペイン』も3ヴァージョンはいっている。それぞれソロが違うのが面白い。とにかくジャズに関する知識とか見識とか、そんなものを乗り越えて、聴衆にダイレクトに届く、この素晴らしい音楽で今年を締めくくりたい。
『ALWAYS』をDVDで観てから、なんだか東京タワーが気になって写真を撮ってきた。東京タワーって、なんなんだろう?
日本の良き時代を象徴するものとして、今なにか心に訴えるものがある存在なんだろうな。いろいろなことが激しく変わっていく中で、ふと見ると東京タワーだけは変わらないで、きょうもここにすっくと立っている――そんななつかしい安心感を与えてくれるのだ
いつも打ち合わせで行くサロンの近くのカフェ「香咲」(カサ)。お母さんと娘さんの愛さんがやっている小さいけれど、ドリンクとケーキが飛び切り美味しい店。愛ちゃんはご近所のこともあって、高校生のころからサロンの常連だ。
きょう行ったら、クリスマス・プレゼントをいただいた。愛ちゃん特製の、タルト・シュークル。
フランスの赤砂糖や黒砂糖の風味とクルミの香ばしさが絶妙に混ざり合って、しかも甘さすっきり。いつもながら愛ちゃんの、どこかクールな甘味づくりのセンスに感心。来年も、美味しいコーヒーを飲ませてください。
深夜、タクシーで通りかかったパークタワーのイルミネーション。クリスマスもない忙しい毎日なので、葉を落とした街路樹に代わって街を彩るイルミネーションを見て、年の瀬の気分を楽しんでいるこの頃。
友人の紹介で初めて聴いたソフィーのピアノ。その幅広いレパートリーとホットな解釈、従来のクラシックのイメージより都会的で洗練された、ピアノ界の未来を開く演奏家としてヨーロッパで注目されている。
同じくクラシックの演奏家であるドイツ人の父と日本人の母をもつソフィーは、来年2月、めぐろパーシモンホールと門仲天井ホールでピアノリサイタルを開く。このリサイタルのためのヘアメイクを担当することになった。天才ピアビストのイメージをどんな風につくりあげるか、今からアイディアを練って楽しみにしている。
イタリアのジャズ・ヴォーカリスト ロバータ・ ガンバリーニ。カヴァーの写真からもわかるようにメチャクチャいい女、と同時に天才を感じさせる声の持ち主。この人の歌を聴いていると、まさに「天はニ物を与えたり」という感じがする。
2006年10月に来日、デビューアルバム『イージー・トゥ・ラブ』をリリース、スイング・ジャーナル誌主催の海外ヴォーカル賞をいきなり受賞と、今年は彼女のとって素晴らしいスタートをきった年だった。
この『Lush Life』 は2枚目のアルバムだが、タイトルにもなっている『Lush Life』はビリー・ストレイホーンの書いた美しい失恋歌。 「なぜかしら、この歌とわたしは分かちがたく結びついていて、歌うたびにわたしそのものだと感じる」という、彼女にとって特別な曲でもある。
バックを固めるミュージシャンがまたスゴイ。当年88歳のハンク・ジョーンズのピアノが、ロバータの歌をさらにストーリーあふれるものにしている。『ディープ・パープル』『サムシング・トゥ・リヴ・フォー』『ユー・アー・ゼア』などなど全14曲、ロバータらしいストーリー重視の選曲がまたすばらしい。忙しい年の瀬。でも夜には、ロバータの語りかけるようなヴォーカルで、心ゆったりと過ごしたいものだ。
去年くらいから、シャンパンがすごい人気だ。ぼくはアルコールをほとんど飲まないのだが、この季節、シャンパンは見ているだけで、ゴージャスなウキウキ気分を感じさせてくれる飲み物だ。
表参道のアニヴェルセルカフェでも、シャンパンの売り場を特設している。ずらっと並んだシャンパンが、きらめく金色の泡で華やかな気分を盛り上げている。
毎年大きな壁掛けカレンダーともうひとつ、手近に置く小型のものを買う。今年は犬の写真を使ったこれにした。
かつては犬テーマと言うとただ可愛いというだけのものがほとんどだったが、この頃は犬のいるオシャレな風景、というふうに、大人っぽく甘くなり過ぎないこんなテイストのものがあるのがうれしい。新しいカレンダーを買うと、次の一年が真新しく輝いているように感じられるのがすてきだ。
友人のジャズ・ピアニストであるクリヤマコトのCDが、ついにリリースされた。今度のアルバムのタイトルは『My music is Your music』。
「もしこの世にたった一人なら ぼくは音楽をやっていなかっただろう。 なぜなら、音楽は想いであり、メッセージだから」
と、いうクリヤ自身の音楽への気持ちがしっかりと反映された彼の入魂の一作。
クリヤマコトは、昨今ピアニストとしてだけでなく、アレンジャー、プロデューサーとしても幅広い活躍をしているが、これはピアニストとしての彼の力量が存分に発揮された、98年の『アンチテーゼ』以来の8年ぶりのアルバムで、アコースティック・トリオもの。 ハービー・ハンコックの『ドルフィン・ダンス』ではじまるこのアルバム。美しい旋律を丁寧にピアノの響きで表現している。『ペニンシュラ』『ザ・ボイジャー』『イルミネーション』などのクリヤの自作も素晴らしいできあがりだ。日本のジャズシーンを代表するミュージシャンとして、またそのレベルの高さを世界に示すアルバムとして、ぜひ聴いてみて欲しい。
今回ぼくは彼に頼まれて、このアルバムのアート・ディレクターをつとめ、アルバム全体をデザインした。CD本体の色も、イメージ通りのいい感じのブラウンに仕上がって、ヴィジュアルの面でもこのアルバムの雰囲気を伝えることができたと思う。
ぼくにとっても、思い入れの深い一枚になった。