タカツカ・サイズ

高塚一昌の土曜にっき

金曜日。クリヤ・マコトのコンサートではじまる秋のジャズシーン

2008年08月30日 | ジャズ

 ぼくの親しくしているジャズ・ピアニスト、クリヤ・マコトのことは、ブログでもたびたびご紹介しているが、アルバム『MY MUSIC IS YOUR MUSIC』がついに、ヨーロッパでリリースされることになり、その記念コンサートツアーが9月にはじまる。(問い合わせ:03-3652-1111) ワールドスタンダードな活躍をつづけているクリヤだが、このアルバムも日本で大好評を受け、ヨーロッパでも評価されることになったのは、ほんとうにすごい。 「元来音楽というのは、生きていくのが困難な人にこそ最も必要とされてきた」という哲学が彼のジャズの根底にある。   

 もうひとり、ぼくの20年来の友人であるジャズ・アーティスト、ケイ・柴田も、9月にはライブがある。(問い合わせ:045-226-1919)アメリカ軍関係の仕事をしていた父親の影響で、幼い頃からジャズに親しみ、3歳からピアノを始め、9歳で初リサイタル。その後はジャズの道をまっしぐらで、やがてニューヨークへと活動の場を広げ、マイルス・デイビスバンドのメンバーなど、世界のトッププレイヤーと共演するなど、こちらも日本を代表するジャズマンだ。  

 秋の気配がすると、じっくりと心行くまでジャズを聴きこみたくなる。9月10月の、ふたりのライブを楽しみにしている。  


水曜日。六本木でタヒチの香り

2008年08月30日 | その他

 グランド・ハイアットホテルで、今夜はタヒチのソワレがあり、誘っていただいて出かけた。グランド・ハイアットはぼくの大好きなホテルのひとつだが、いつもながら、ホールのディスプレイもゴージャスでハイセンス。 

ぼくがタヒチに興味をひかれるのは、タヒチ女性の肌の美しさ。

 

 そして、高貴と表現されるタヒチアン・ヴァニラと、

 国花のティアレという白い可憐な花に代表される南国の芳香のすばらしさだ。

 

 黒真珠のような艶やかな輝きをもつタヒチ女性のダンス、タヒチアン・ヴァニラを使ったデザートの数々、そして、空輸されてきた生のティアレの芳香に、遠い南の島の気分を堪能。エキゾチックですてきなソワレだった。 いつかこの香りをぼくのコスメにも使ってみたくなった。


火曜日。「北のプリン」の名品2つ

2008年08月30日 | その他

 ぼくが子供のころには、プリンというデザートは、女性の食べ物みたいに思われていたものだが、最近は男性のプリンファンも多い。ぼくも、他に特に食べたいものがないようなときには、デザートにプリンを選ぶことが多い。 

 

 札幌に出張したという男性のお客さんから、彼のご推薦のプリンをお土産にいただいた。十勝花畑牧場の「生キャラメルプリン」とサンタクリームの「金のプリン」。どちらもこれ以上はないというほど、なめらかな舌触りで、甘さが絶妙に大人。生キャラメルの方は、全体に香ばしいキャラメルの風味が活きているし、金のプリンは、こっくりとした卵の風味と適度にほろ苦いキャラメルソースがマッチしている。北海道の乳製品の底力はすごい!北海道には様々な美味しいものがあるけれど、プリンもどうやらその仲間入りをしたようだ。


金曜日。秋冬のトレンドにみるファッション力の進化

2008年08月23日 | 街歩き

 街を歩くと、ショップのウィンドーが、がらりと変わっていて、楽しい。今年の秋冬のファッションのトレンドについて、いろいろ資料を見たり、街を歩いたりして感じていることがある。 

   

 今年の秋冬のトレンド、というのは、今までとちょっと違う次元にファッションが進化した、とぼくは思う。例えば、「ボヘミアン」とか「エスニック」といったキーワードだけでは語りつくせない、もっと広い世界観、素材感、空気感みたいなものが、ファッションの世界を変えようとしている、ともいえるように思う。 

  

 シェイプされた、ウエストをしぼったフォルムとか、といった即物的なトレンドを超えた、100人が100人、自分なりに素材やフォルムや、世界観を選べる、という、自由度の高さ。 ファッション誌を見ると、実にさまざまなフォルムや素材が展開されていて、いったい今年のトレンドは何?と思うかもしれない。でも、そこにはちゃんと統一された「今年」が表現されている。

  街を歩きながら、これからファッションはますます、その力を深めていきそうだ、と楽しみになってくるこのごろだ。


木曜日。名古屋で。夏の終わりの雲に出会う

2008年08月23日 | お客さん、友人たちと

 仕事で名古屋へ出張。ホテルの窓から見た空は、まさに夏の終わりを告げるものだった。

 ここしばらく、なんとなく空模様が単調だと感じていたが、久しぶりにこんなドラマチックな雲模様を見ることができた。

 終わろうとしているこの夏を振り返りながら、気持ちが次の季節に向ってどんどんひきつけられていく。そんな気分を絵に描いたような空だった。


金曜日。ダロワイヨのカフェで

2008年08月16日 | その他

 このところ仕事でよく行く銀座。きょうはダロワイヨのカフェで打ち合わせだったのだが、この雰囲気、すっかり気に入ってしまった。 


 ブラウンを基調にしたインテリアは、シックで洗練されていると同時に静かな温かみをもっている。猛暑の中を来て、急に違う季節にワープしたみたいな気持ちになった。 カカオがしっかり入ったショコラとか、ぜいたくに栗を使ったスイーツとか・・・・美味しいもののイメージが、空間の中から浮かび上がってくる。秋になったら、ここでゆっくりコーヒーと甘いものを楽しみたい。


水曜日。秋のファッションが見えてきた

2008年08月16日 | その他

 セールも終わり、ファッションの気持ちはもうすっかり秋に突入している。次の季節に何を着て、何を身につけるか―アイテムが具体的に見えてくるこの時期、自分の次なるシーズンのイメージをあれこれ広げるのはほんとうに楽しい。 

 これはそんな気分の時にいただいたグッチのスカーフ。使いやすそうなサイズ、色、テキスタイル、素材、とどれをとっても「今年」がしっかり出ている。

 こんなアイテムがあると、次々と着たいもののイメージが広がるものだ。 今年のトレンドはけっこうフォークロアっぽいのだが、同時にエレガント。そしてエレガントだけれど遊びがある、といったところか。

 ぼくとしては基本にしっかりスーツを置いて、それをもとにいろいろ遊んでみたい。涼しいことを第一に考える軽装から、しっとりとオシャレなものに移行する、夏から秋のショッピングは、ことさら楽しい。


月曜日。夕闇迫るオープンテラスの気持ちよさ

2008年08月16日 | 行きつけのお店

 銀座のブルガリ11Fにあるのがこのテラスカフェは、とにかく居るだけでも気分のいい空間。

 コーヒーとお茶、それにスィーツと、軽い食事もできる。カトラリーなんかもセンスが良くて、そういった細かい心配りの積み重ねが、この気持ちよさを作りだしているのだろう。

 夜12時までやっているのもうれしい。炎暑の一日がやっとやわらぐたそがれ時に居たい場所として、こんなスペースに勝るものはない。


木曜日。フォーシーズンズ・ホテルのディスプレイ

2008年08月09日 | その他

 仕事の打ち合わせで、都内のいろいろなホテルに行くことが多いが、フォーシーズンズはその中でも好きなホテルのひとつ。行くたびに楽しみなのが、ここのハイセンスなディスプレイだ。

 きょうもロビーから少し入ったところに、すばらしい!松の木。大型の盆栽で、その静かな中にも年月を感じさせる迫力ある美しさに、しばし「おー」っと見入ってしまった。


水曜日。ビルの窓から花火

2008年08月09日 | その他

 神宮の花火を、今年は表参道ヒルズの8Fから見た。あちこちで開かれる花火大会には、残念ながら忙しくて行ったことがほとんどないが、以前ヘリコプターから花火を見る、というチャンスがあった。眼下に見る花火は、不思議なかんじで、まるで大きな線香花火みたいだったのを覚えている。

 

 花火が終わると、なんだか夏ももうすぐ行ってしまうんだなあ、という気分になる。こんなつかの間にシーンに、「動かされる心」を失いたくない、と思った花火の夜だった。