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建設業経理士1級 財務諸表(第9、10回)論述復習

2015-02-16 19:36:29 | 簿記・財務会計・原価計算・管理会計
ちょっと間が空きましたが、財務諸表(第9、10回)の復習をします。

第9回

問1 固定資産の減損及び減損処理の意味を述べなさい。

 固定資産の減損とは、固定資産の収益性の低下により、投資額の回収が見込めなくなった状況をいう。減損処理とは、固定資産の減損が認められる場合に、収益性の低下を固定資産の帳簿価額に反映させるために、固定資産の帳簿価額を切り下げる処理をいい、損失を将来に繰り延べないために行われる。

問2 減損処理の測定について述べなさい。

 減損損失を認識するべき資産又は資産グループについて、帳簿価額を回収可能価額まで切り下げ、損失は減損損失として計上する。回収可能価額とは、使用価値又は正味売却価額のいずれか高い額をいう。

第10回

 発生主義会計は、企業の継続的な経済活動の流れが一定期間ごとに人為的に切断される状況(継続企業の公準)のもとで、適正な期間利益を測定する手段として広く用いられている会計方式である。そこでは、3つの計算原則を主軸とした損益法中心の会計が展開されている。
 この3つの計算原則の名称を解答用紙の所定の欄に記入し、それぞれについて150字以内で説明しなさい。

・発生主義の原則

 発生主義の原則とは、発生という事実に着目して、収益・費用を認識することをいう。この原則により、収益・費用を同一の会計期間に帰属させることができるので、適正な期間損益計算が可能になる。

・実現主義の原則

 実現主義の原則とは、実現という事実に着目して、収益を認識することをいう。実現の要件として、財貨・役務の提供を行っていること、そして対価として貨幣性資産を受け入れていることがあげられる。

・費用収益対応の原則

 費用種駅対応の原則とは、実現主義の原則により認識した収益と発生主義により認識した費用のうち収益獲得のために犠牲となった部分を対応表示させ、当期純利益を算出させることをいう。


減損損失はちょっと苦戦しました。計算はなんとかなりますが、理論記述となるとやっかいですね。

次は原価計算いきます。

では 
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