京都への修学旅行中の高校生・夕鷹は、博物館で古い剣を目にして気を失い、気が付くと炎があがる知らない土地にいた。武士に襲われたところを助けてくれた男は、源九郎義経と名乗る。ほかにも同時にタイムスリップしたらしい2人の高校生、華月、遠矢と出会い、夕鷹たちは「平家物語」の記憶をたどりながら、元の世界に戻るために、神器の剣を探す。焦燥や葛藤、恋と別離。ラストには感動が押し寄せるロングストーリー!感動のタイムスリップ青春小説。
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