Hedwig and the agry inch

この　映画は日本でも　話題になったそうですが、　私は全然前情報なしだったので、期待値ゼロでした。以前DVDで、”トミー”を見たときは、最後まで見れなかったし、（つまらなかったのです）　”ロッキーホラーショー”はテレビでみて、やはり　途中で増長だなあと思う場面がかなりあり、ROCK　関係の映画はこんなものかなと　思っていたので。ところが最初のライブシーンで、主人公の歌唱力にびっくり。歌もこれは　マジにグループで、ツアーしても売れるだろうな見たいなうまさです。設定として、グラムロックなので、私は昔、ボウイとかが大好きだったので、そのまま映画の世界に没頭してしまいました。これはオフブロードウエィで、出ていたものの映画版だそうですが、主人公、監督は舞台のオリジナルのジョン　カメロン　が演じています。彼は１００％カミングアウトしている、ゲイですが、ものすごく自然に演じているし、なにより　歌がうまいのです。それに　年増だけど、綺麗だし。
この映画は時代設定が東西ドイツが存在していたときから、統一された時代。ゲイのＨＥＤＷＩＧ　が　ロックシンガーとして、たどる数奇な人生を描いています。彼の分身のようなＧＮＯＴＨＩＳ　との　恋。その終わり。裏切り。再開。それらが　彼の数々の地方にライブシーンとともに描かれています。ロック映画にありがちの自己陶酔てきな　増長なシーンもなく、また、ゲイの恋愛が素直に現れているのも好感が持てます。
映画の音楽が好きでＣＤも　買ってしまいました。
監督主演のジョンカメロンは　そのご、セックスが主なテーマの映画を作りましたが、（私はあんまり好みの映画ではなかった）その後はなにをしているのかな。まだ、綺麗なうちに映画にも主演して欲しいんですが。