タイトルの 7 SOLES は 7つの太陽 つまり、7回朝が来たということで、7日間の旅のお話です。といっても旅行とかそういうものではなく、メキシコからアメリカへ、不法に国境を渡る旅のことです。現在もさまざまな国境地点から、徒歩で、砂漠や山を渡る不法労働目的の人々は後をたちません。それは思っている以上に日常的に行われているのですが、本当に危険なことでもあります。たくさんの人々が命を落しているのです。私たち日本人にとってはそんなにする必要があるの?と思ってしまうのですが。
話の筋は、簡単です。コヨーテといわれる2人を頼りに12名ほどのラテン人が(メキシコ人以外にも他の国からも来ています。)国境を違法に渡ろうとします。ただ、この旅のリーダー的存在の2人はある意味、対立してます。NEGRO と呼ばれる男は今回を最後の仕事にしようとしており、他にも サイドジョブとして、ドラッグのトラフィックもしています。それにきずいた本部のボスはもう一人のコヨーテにNEGRO から目を離すな、荷物を探せとの 指示をしているのです。そのため最初からこの旅は暗雲につつまれています。
本来なら1日の旅なのが、アメリカのイミグレーションの サーチが厳しいため、回り道をしなくてはならず、心ならずも、7日間もかかる
死闘の旅になってしまいました。水は各自1ガロンしか持っていません。話の中心はシカゴを目指す1人の女性と彼女の二人の子供(男の子と女の子)になっています。シカゴに彼女の夫が待っています。6年間も待ってのやっとの旅です。で、そんな大事な旅なのに、女性は糖尿病で、その薬を忘れてくる設定になっているのです。これにはちょっと 疑問。あまりに悲劇に見せるためとはいえ、安易な設定ではないでしょうか。ふつう、そんな大事な薬は忘れませんよね。大変丁寧に取られている映画ですが、ちょっとこの部分はおかしいと思います。
7日間もたいした準備もなく放浪する羽目になったために、様々な悲劇が起こります。この話の本当に怖いところは、実際に、こういうことが日常的に起きているということだと思います。国境付近には本当に死体が普通に転がっていたりするそうです。この映画の話のように、赤ん坊が旅の最中に死んでしまうこともあるそうです。(で、どうして、赤ちゃんを連れてくるの???)。アメリカに来ても、不法労働者の働ける現場は限られているし、収入も良くないのに。フロリダでは 彼らが住んでる、トレイらーハウスを見ることができますけど、あの暮らしのために命をかけるなんて。
メキシコからアメリカへの国境越えの映画は他にもあります。これらを見ると、なにが正しいのか、悪いのか、どうすればいいのかわからなくなります。
この映画はなんとなく救いがあるエンディングです。でも悲しい現実ですね。
話の筋は、簡単です。コヨーテといわれる2人を頼りに12名ほどのラテン人が(メキシコ人以外にも他の国からも来ています。)国境を違法に渡ろうとします。ただ、この旅のリーダー的存在の2人はある意味、対立してます。NEGRO と呼ばれる男は今回を最後の仕事にしようとしており、他にも サイドジョブとして、ドラッグのトラフィックもしています。それにきずいた本部のボスはもう一人のコヨーテにNEGRO から目を離すな、荷物を探せとの 指示をしているのです。そのため最初からこの旅は暗雲につつまれています。
本来なら1日の旅なのが、アメリカのイミグレーションの サーチが厳しいため、回り道をしなくてはならず、心ならずも、7日間もかかる
死闘の旅になってしまいました。水は各自1ガロンしか持っていません。話の中心はシカゴを目指す1人の女性と彼女の二人の子供(男の子と女の子)になっています。シカゴに彼女の夫が待っています。6年間も待ってのやっとの旅です。で、そんな大事な旅なのに、女性は糖尿病で、その薬を忘れてくる設定になっているのです。これにはちょっと 疑問。あまりに悲劇に見せるためとはいえ、安易な設定ではないでしょうか。ふつう、そんな大事な薬は忘れませんよね。大変丁寧に取られている映画ですが、ちょっとこの部分はおかしいと思います。
7日間もたいした準備もなく放浪する羽目になったために、様々な悲劇が起こります。この話の本当に怖いところは、実際に、こういうことが日常的に起きているということだと思います。国境付近には本当に死体が普通に転がっていたりするそうです。この映画の話のように、赤ん坊が旅の最中に死んでしまうこともあるそうです。(で、どうして、赤ちゃんを連れてくるの???)。アメリカに来ても、不法労働者の働ける現場は限られているし、収入も良くないのに。フロリダでは 彼らが住んでる、トレイらーハウスを見ることができますけど、あの暮らしのために命をかけるなんて。
メキシコからアメリカへの国境越えの映画は他にもあります。これらを見ると、なにが正しいのか、悪いのか、どうすればいいのかわからなくなります。
この映画はなんとなく救いがあるエンディングです。でも悲しい現実ですね。