一年を経て

こんばんは、Ｔです。

今日で東日本大震災から1年がたちました。
改めまして亡くなられた方々のご冥福をお祈りいたします。

一年前の今日、私は南本宿町の建売現場で
外構工事の打ち合わせをしており、地面が波を打っていたのに
大変びっくりしました。


私自身、去年の8月上旬に仕事の関係で、
宮城県名取市へ行ってきましたが、
そちらのお客様は、自宅が海から5キロ以上離れているにもかかわらず、
自宅手前300ｍまで津波が来たとおっしゃっておりました。
仙台有料道路の土手がなければ流されていたとのことです。
テレビでは、想像を超える津波の映像が流れますが、
現地は、なんともいえない臭い（テレビでは判らない）で
早くその場から立ち去りたい気持ちでした。
（仕事が終わってから自転車で名取市から石巻まで自走）


今日の新聞で、”あの”東日本大震災でなく、
1年たった今も、現在進行形の”この”東日本大震災、という表現をされておりました。
復興が全く進んでいないことを考えますと本当にその通りだと思います。


先月ご入居いただきました福島県南相馬市の被災者は、
神奈川県の契約で入居されました。
入居までの手続きに1ヵ月半、家賃は後払い、契約書は県指定、2年間限定と
オーナー様が大変物分りの良い方でしたので
物件の成約にいたりましたが、行政の怠慢なのか、
神奈川県で借りる方が少ないのが分かる気がします。

がれきの問題、除染の問題等、課題はたくさんあると思います。
日本人ひとりひとりが協力をし、
早く復興することを心からお祈りいたします。