『聘珍棲(へいちんろう）』の「肉包（にくまん）」

横浜パンパシフィックホテルのクイーン・アリスのランチで満腹になった帰り道、横浜ワールドポーターズに行きました。上の階から2階までお店をざっと見た後、1階に食べ物のお店を発見。聘珍棲の味をカジュアルに楽しめる「聘珍茶寮　ＳＡＲＩＯ」です。

ここのイートインコーナーで食べるのはさすがにお腹がいっぱいで物理的に無理でしたが、入り口のコーナーで肉まんや月餅等、美味しそうな物が売っている様子。早速中に入ってみました。

肉まんやちまきが置いてある冷蔵コーナーの前には何人かメモと鉛筆を持った女性達が立ち止まって何かを記入しています。自分がブログを書いているせいか、「この人達、皆ブログのために値段をいちいち書きとめているんだろうか。そんなに世の中でブログが流行っているのか。」と思いＴＨ（夫）に尋ねたところ、この女性達は配送用の注文シートに個数を記入している、とのことでした。なるほど。
地方配送や贈答用の配送も出来るお店のようです。

お腹がいっぱい、と言いつつ置いてあった試食用の月餅をいくつか試食しそのうちの3種類と、入り口でほかほか湯気がたって売られている肉包が家庭で食べられるという冷蔵の「肉包大　3個入り　960円」を買って帰りました。「肉包」と書いて「にくまん」と呼ぶようです。

家に帰って冷蔵庫にしばらく保管（嵩が高いので冷蔵庫の場所を取ります）、ある日の午後に食べてみました。ビニールの裏に「蒸した方がより美味しく召し上がれます。」と書いてあったので、蒸し器で20分近く蒸しました。
こちらが中身です。

豚肉、たけのこ、玉ねぎ、椎茸、くわい、干し貝柱等がオイスターソースで味付けされてごろごろ入っています。一つ一つの具が大きく、くわいのサクサクした食感が癖になる美味しさです。このままでも味が十分ついていますが、肉まんにはからし醤油派の私はからし醤油で食べました。こうすると更に美味しさがアップします。
難点は、大きめの具がたっぷり入っているので、食べている途中にぽろぽろこぼれること。家で食べるなら落ちて3秒以内なら黙って食べてしまう所ですが、お店の入り口で買って立ち食いした場合、お店や道端に具をぽろぽろ落として迷惑がられそうな予感がします。

聘珍棲の肉包も十分美味しいのですが、関西に行った時に買ったり通販でたまに取り寄せる「蓬莱の豚まん（ぶたまん）」の方が好き、というのがＴＨと私の意見です。聘珍棲の肉包は、一つ一つの具が独立していてあまり調和していないけれど、具が豪華なので「よそゆき」の肉まん、蓬莱の豚まんは細かい具がたっぷり入っていてまとまりがあるけど具はシンプルないつも気軽に食べられる「普段着」の豚まん、といった感じです。
とは言うものの、次に横浜に行っても具の大きい肉まんが食べたくなって、聘珍棲の肉包を買ってしまいそう・・・。横浜に行かなくても楽天ショップでも買えるみたいです。

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