廃校と廃集落の風景

和歌山県、三重県を中心とした廃校のある廃村落を旅しています。

近野小学校旧校舎

2016-05-29 16:11:08 | 廃校
近野小学校旧校舎は和歌山県中辺路町近露地区にあります。


熊野古道ウォークの拠点になっています。


近野小学校新校舎(現役)です。


山を切り開いた自然溢れる場所にピンクのメルヘンチックな校舎があります。


広大な芝生の校庭です。


移転前は、中学校と併設された場所にありました。
写真の白い屋根の校舎が、旧近野小学校で、青い屋根が近野中学校です。


近野中学校(現役)


中辺路町近露地区にあります。青い屋根の平屋建ての木造校舎です。
生徒数は十数名のようです。


私はこの中学校を、失礼ながら、廃校舎だと思って訪問しました。
玄関を見て、あまりに美しいので、「実によく管理されているなあ。」と感心しながら、
写真を撮っていたところ、先生が出てこられて、
「何かご用ですか?」と言われてしまいました。
訪問した訳を話し、失礼をお詫びして、学校を後にしました。


これが、近野小学校旧校舎です。


体育館裏です。


そして、これが近野中学校の教室です。
誰が見ても、現役校ですよね。
以前にも、某中学校を廃校舎と勘違いして訪れたら、授業中でした。













梶賀小学校

2016-05-12 21:04:15 | 廃校
梶賀小学校は三重県尾鷲市に木造校舎が残っています。
明治11年開校、1998年(平成10年)賀田小へ統合され閉校しました。


ここから、石段が始まります。


家の間の狭い石段を上っていきます。


校門が見えてきました。


校門の表札には「梶賀小学校」の文字が記されてあります。


二宮さんがいました。


上が校舎、下が講堂です。



講堂です。




グランドピアノが壊されていました。校舎も投石などの被害を受けていました。


校舎です。


教室の黒板は落書きで埋め尽くされていました。


職員室です。








廊下は朽ちていて、教室を通らないと移動できません。


理科室に行きました。


床に、ワニの剥製がありました。




ホルマリン漬けの標本です。




上ってきた石段を下って帰ります。
梶賀小学校は、投石や落書きの被害を受けています。
校舎は、道路からは見えない場所にあります。私は、学校下の漁港に着いたのですが、校舎の場所が分からず、
スマホのGPSと航空写真を使って、場所を特定しました。小さな集落なので、よそ者が車を止めると目立ちます。
また、校舎まで行くのに、家々に挟まれた狭い路地を上らなくてはなりません。人の目もあるだろうし、
他所からわざわざ荒らしに来るとは思えないのですが‥。残念です。
スプレーで壁に落書きしてなくて、黒板に集中しているのは、子どもの仕業?卒業生かな。
ガラスは割られているけど、内部がひどく破壊されているわけではないしね。


新鹿小学校波田須分校

2016-05-12 19:10:18 | 廃校
新鹿小学校波田須分校は三重県熊野市に木造校舎が現存します。
明治10年、開校。昭和32年、校舎新築。昭和33年、講堂新築。昭和52年、プール完成。2004年(平成16年)、
最後の1年間、波田須小学校が新鹿小学校波田須分校となり、2005年(平成17年)閉校。


国道の上に校舎がありました。校名は「波田須小学校」でした。分校になったのは、最後の1年間だけだったそうです。


校庭正面に平屋建ての木造校舎がありました。校庭はきれいに芝生化されていました。


銀杏の木の葉の中に、バスケットゴールがありました。


校舎と正面玄関です。


ガラス越しに撮った校舎内の写真です。内部に傷みはないようです。


校舎の裏に石段がありました。そこを上っていくと‥。


プールがありました。


校舎と講堂の屋根です。向こうには熊野灘が見えます。