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福祉体験学習~鶴巣小

2009年02月13日 | 社協事務局
2月13日(金)、鶴巣小学校にて3年生の児童14人を対象に福祉体験学習を実施しました。
鶴巣小学校にお招きいただくのは今年で4回目ということで毎年恒例になりつつあります。

子どもたちにとって障害者や高齢者というとどうしてもネガティブなイメージになりがちです。でも車いすや白杖などを使って不便や不都合があっても私たちと同じように暮らしているんだよ、ということを体験を通してお話ししました。
約1時間という短い時間ではありましたが、皆さんとても真面目に話を聞いてくれましたし一生懸命体験に取り組んでくれました。

鶴巣小学校では、いつも体験事業の司会や前に張り出す次第などを児童自らが手がけます。
今回も二人の子どもが司会進行し、最後のまとめの感想も三人から立派に発表してもらいました。

「目が見えない人は何もできないと思っていたけど、本当は私たちと同じように生活しているんだということがわかりました」

福祉体験が障害や障害者に対してネガティブなイメージを強めてしまったり偏見を助長したりということが往々にしてあります。体験を安易に行えば「恐怖」や「不安」、体験そのものの「楽しさ」といったものばかりが強く印象に残ってしまうからです。
受け止め方は年代によって異なるとは思いますが、大切なことは日常の暮らしへの「気づき」だと思います。
子どもたちにそれを上手に伝え導くことはとても難しいのですが、この感想を聞いて少しホッとしました。