11月30日(金)、まほろばホールにて本会主催地域防災研修会を開催しました。
講演では亘理町社会福祉協議会のボランティアコーディネーター兼復興支援コーディネーターの佐藤寛子さんをお招きし、「地域のつながりが命をつなぐ」と題して、被災地社協の職員として取り組んだ東日本大震災での被災者支援活動やその思いについてお話しいただきました。
被災地社協の職員としての視点のほか、一被災者として、また一町民、一母親としての視点も交えながらの興味深いお話しに、区長・民生委員・自主防災組織関係者など約70名の参加者はメモを取ったり頷いたりしながら熱心に聞き入っていました。
また、大和町総務課危機対策室より瀬戸正志室長をお招きし大和町の防災行政についてもお話しを伺い、今年10月に新たに設置された危機対策室の業務や役割などについて詳しくご説明いただきました。

町の取り組みについてまとまった話を初めて聞いたという方も多くいらっしゃり、今回の研修内容が良かったというお声をたくさんいただきました。
おまけ

本人が登場する本(「地域福祉から未来へ~社協職員が向き合った3.11」美里町社協編)にサインを求められ慌てる講師の佐藤さん(普通の社協職員です)。

おや?案外サマになっていますね(笑)
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地域防災研修会では、平成22年度から3年計画で、地域のつながりをキーワードに様々な被災地の様子や支援者の取り組みについてご紹介してきました。
今年は3年目となっておりひとまず終了とさせていただきますが、アンケートや地域の方の声などを基に今後改めて研修事業を開催するかどうかなどの検討をさせていただく予定です。