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「他の職員も刺す予定だった」田原仁容疑者(22)

2019年02月27日 | ヒトゴロシ

児童養護施設 若草寮〒151-0072
東京都渋谷区幡ヶ谷3丁目4番9号
TEL : 03-3377-6445

「他の職員も刺す予定だった」 施設長刺殺事件の容疑者

東京都渋谷区の児童養護施設「若草寮」の施設長、大森信也さん(46)が刺殺された事件で、元入所者の田原仁容疑者(22)=殺人未遂容疑で逮捕=が「他の職員も刺す予定だった」などと述べていることが警視庁への取材でわかった。同庁は田原容疑者が施設職員を無差別に襲おうとしていた疑いがあるとみている。27日午前、田原容疑者を殺人容疑で送検した。

代々木署によると、田原容疑者は施設の玄関から入り、そのまま施設長室に侵入。「(大森さんから)声をかけられたが、黙って刺し続けた。首や心臓を狙った」などと述べているという。司法解剖の結果、大森さんの首や背中などに十数カ所の刺し傷や切り傷が確認された。死因は失血死とみられるという。署は田原容疑者が強い殺意をもって襲ったとみている。

(2019.2.27.朝日新聞社)

「他の職員も刺すつもりだった」 容疑者が供述 渋谷・施設長殺害

東京都渋谷区の児童養護施設「若草寮」で、施設長の大森信也さん(46)が刺殺された事件で、殺人未遂容疑で逮捕された住所不定、無職の田原仁容疑者(22)が「できる限り他の職員も刺すつもりだった」と供述していることが、警視庁代々木署への取材で判明した。同署は田原容疑者が施設職員を無差別に狙い、最初に見つけた大森さんを襲ったとみて動機を追及する。

同署によると、田原容疑者は25日午後1時45分ごろ、玄関から若草寮に侵入。施設長室にいた大森さんに襲いかかった。大森さんは胸や首などに十数カ所の傷があり、司法解剖の結果、失血死とみられる。田原容疑者は「心臓を狙った」「誰でもよかった」などと供述している。

 田原容疑者は昨年9月にトラブルから東村山市内のアパートを退去。ネットカフェなどを転々としていた。逮捕時の所持金は数百円だったという。

 警視庁は27日午前、殺人容疑に切り替えて田原容疑者を東京地検に送致した。

(2019.2.27.毎日新聞)



渋谷施設長刺殺 家退去で施設逆恨みか…容疑者、家賃を滞納

東京都渋谷区の児童養護施設「若草寮」で施設長の大森信也さん(46)が刺殺された事件で、田原仁容疑者(22)(殺人未遂容疑で逮捕)が、施設の紹介で住んでいたアパートを家賃の未払いなどで退去させられていたことが捜査関係者への取材でわかった。事件前はインターネットカフェで寝泊まりしていたという。警視庁は、アパートの退去などで施設を逆恨みしたとみて、動機を調べている。

 捜査関係者などによると、田原容疑者は、母親が養育困難になったとの理由で2012年3月に若草寮に入所し、東村山市の高校に通った。15年3月に退所後、施設が紹介した同市のアパートに住んでいた。

 しかし、昨年9月頃、家賃の支払いが滞ったり、室内の壁をハンマーで壊したりしてトラブルになった。施設にも苦情が寄せられ、間もなく退去させられたという。

 田原容疑者は事件の2、3週間前、さいたま市大宮区のネットカフェに滞在。「(凶器の)包丁は近くの100円ショップで購入した」と供述しており、警視庁はこの頃から事件の準備をしていたとみている。

 施設の防犯カメラには、田原容疑者が事件直前の25日午後1時45分頃、無施錠の玄関から侵入する姿が映っていた。そのまま玄関脇の施設長室に押し入り、包丁で大森さんの胸や腹などを刺し、悲鳴を聞いて駆けつけた男性職員の顔を殴ったという。

 調べに対し、田原容疑者は「施設の関係者なら誰でもよかった」と供述しており、警視庁は容疑を殺人に切り替えて事情を聞いている。

 事件から一夜明けた26日朝、若草寮では、入所している児童らが施設職員に付き添われて登校する姿が見られた。午前9時半頃には警視庁の現場検証が始まり、田原容疑者が侵入した玄関付近を入念に調べていた。

 虐待などで親元を離れた子どもらが入所する児童養護施設では、退所後の進学や就職などの自立支援が課題となっている。殺害された大森さんは「頼れる家族がいない子どものために」と行政に支援拡充を働きかけるなど旗振り役だったという。関係者は「大森さんの思いを受け継ぎたい」と話した。

 児童養護施設への入所は児童福祉法に基づき、原則18歳までとされ、その後は進路を決め、施設を出なければならない。厚生労働省によると、大学に進学する子どもは約14%(2017年5月時点)で、全国平均の約52%を大幅に下回っている。

 頼れる家族がなく、退所後に孤立を深めていく子どもも多く、大森さんは著書で「子どもたちが社会に出た後に直面する様々な問題を社会全体の問題として捉え、分かち合っていく必要がある」と提言。東京都などに対し、退所した子どものアフターケアを専門とする職員の配置を求めてきた。

 大森さんと十数年の親交がある東京都調布市の児童養護施設「二葉学園」の統括施設長の武藤素明そめいさん(66)は「子どもの将来のことを考え、子どもが悩んでいるといつでも、どこへでも駆けつける人だった。大森さんの自立支援への情熱をしっかりと受け継ぎたい」と話した。

 20年以上勤務していた若草寮では、子どもの「お父さん」のような存在だった。2013年まで3年間を過ごしたという都内の女性会社員(21)は中学時代、フルートの練習をしていると、「うまくなったね」と褒めてくれた。子どもたちにも慕われ、小学生の子どもを抱っこしてあやしていたという。女性は「なぜ事件に巻き込まれなければならなかったのか。入所している子どもたちの精神状態も心配」と涙ぐんでいた。

(2019.2.26.読売新聞)



児童養護施設で刺され死亡 元入所者「施設に恨み」

25日午後1時50分ごろ、東京都渋谷区幡ケ谷3丁目の児童養護施設「若草寮」から「男が暴れている」と110番通報があった。警察官が駆けつけたところ、1階の施設長室で施設長の大森信也さん(46)=東京都中野区=が胸などを刃物で刺されており、搬送先で死亡が確認された。警視庁はその場にいた住居不詳、自称無職の田原仁容疑者(22)を殺人未遂容疑で現行犯逮捕し、殺人容疑に切り替えて調べる。

(2019.2.26.朝日新聞社)

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