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アメリカ体操連盟性的虐待事件 Larry Nassa

2018年02月12日 | 社会




アメリカ体操連盟性的虐待事件

ジェイミー・ダンツスチャー、
ジャネット・アントーリン、
マッケイラ・マロニー、
アリー・レイズマン、
マギー・ニコルズ、
ギャビー・ダグラス、
シモーヌ・バイルズ、
ジョーディン・ウィーバー
と言ったアメリカ体操女子代表選手らを含む140人以上の女性が
性的虐待を受けた経験があると主張している。

彼らの申し立てによればラリー・ナサールは診察中に性的暴行を行っており、
こうした「診療」は、指を女性器や肛門に挿入することから胸部や性器に対する前戯にまで及んだ


Jamie Dantzscher (born May 2, 1982, in Canoga Park, California)


Jeanette Antolin (born October 5, 1981)


マッケイラ・マロニー(McKayla Maroney、1995年12月9日 - )


Aly Raisman(born May 25, 1994)


Margaret Mary "Maggie" Nichols (born September 12, 1997 in Little Canada, Minnesota)


「いつ何時であれ、あの男がそうするチャンスを見つけたとき、私は『治療』されました」


法廷騒然…“性的虐待”男に被害者の父殴りかかる

未成年の女子選手らに性的な虐待を繰り返した罪に問われているアメリカ体操連盟の元チームドクターの裁判で、騒然とする一幕がありました。ミシガン州の法廷で2日、娘3人が被害を受けたと訴えている父親が証言を行いました。父親は判事に被告と2人になりたいと申し出ますが、却下されます。すると父親は突然、被告に向かって飛び掛かり、殴り掛かろうとします。しかし、すぐに取り押さえられ、法廷から連れ出されました。被告に対しては150人以上の女子選手らが性的被害を訴えていて、すでに禁錮最高175年の実刑判決が言い渡されています。

(テレ朝news 2018.2.3)


性的虐待で禁錮175年 米体操連盟の元チームドクターに判決

アメリカの体操連盟でチームドクターを務めていた54歳の男が、治療を装って女子選手に性的な虐待を繰り返していたとして、裁判所は最長で禁錮175年の判決を言い渡しました。この事件をめぐっては、オリンピックの金メダリストも被害者として名乗り出たほか、体操連盟などが被害の申し出に対応していなかったとして批判される事態になっています。

アメリカ体操連盟でチームドクターを務めていたラリー・ナサール被告(54)は、複数の女性選手に対して治療を装って性的な虐待を繰り返していたとして性的虐待の罪に問われていましたが、ミシガン州の裁判所は24日、ナサール被告に禁錮40年から175年の判決を言い渡しました。

ナサール被告は、チームドクターとして、おととしのリオデジャネイロオリンピックなどオリンピック4大会に関わっていました。

裁判では、150人以上の被害者やその家族が証言を行い、20年以上にわたって、ナサール被告が選手らに性的な虐待を加えていた実態が明らかにされたほか、リオデジャネイロ大会の体操女子で4つの金メダルを獲得したシモーネ・バイルズ選手がツイッターで、みずからも被害者であると名乗り出ていました。

また裁判では、被害者の証言によって、体操連盟などが選手たちの被害の申し出に適切に対応していなかった実態も明らかになり、批判される事態になっています。

(NHKニュース 2018.1.25)



「死んでしまおうと思った」、米体操連盟元医師の性的暴行被害者が証言

米体操女子の元五輪選手マッケイラ・マロニー(McKayla Maroney)さんが18日、同国体操連盟(USA Gymnastics)の元チームドクターで100人以上の女子選手に性的暴行を加えたとして罪に問われているラリー・ナサール(Larry Nassar)被告から性的虐待を受けたことで、「心の傷」が残ったと訴えた。

 米ミシガン州で行われているナサール被告の裁判では、今月16日から被害者が心をかき乱すような証言を行っている。この日検察官が読み上げた証言で、マロニーさんは同被告から数年間にわたり虐待を受け、それが競技をやめるまで続いたことを明らかにした。中でも最も悪質だったのは、東京への遠征中にナサール被告から睡眠薬を与えられ、目が覚めると性的いたずらをされていたことだったという。

 当時15歳だったマロニーさんは、「あの夜は死んでしまおうと考えました。彼は私の信頼を裏切り、私の体を虐待しました。そして、決して消え去ることのないであろう心の傷を残したのです」と訴えると、「代表チームのキャンプには親の帯同が認められていなかったため、母と父はナサールの行為を監視できませんでした。このことで私の愛する家族には、恐ろしくも不当な罪悪感という重荷が押しつけられたのです」とつけ加えた。

 同日には、ナサール被告の虐待行為を最初に公表した被害者の一人であるジェイミー・ダンツスチャー(Jamie Dantzscher)さんも、感情をあらわにしながら証言を行った。法廷では、すっかり体がやせ細り眼鏡をかけた54歳の被告に向かって、同被告が虐待を繰り返していたことを指摘すると、「あなたは図々しくもシドニー五輪の、私の部屋、私のベッドで虐待した」と話した。

 10件の性犯罪行為で有罪を認め、終身刑に直面するとみられているナサール被告は、早ければ19日に判決が言い渡されることになっている。

 ミシガン州のローズマリー・アキリーナ(Rosemarie Aquilina)裁判官は同日、被告が自分の精神状態が一連の証言に耐えることができず、審問中に座っていられなくなる可能性があると書いたメモを提出していたことを明らかにすると、「あなたが被害者を餌食にして、彼女たちの人生を台無しにしながら何時間も楽しんでいたことを考えれば、証言を4~5日間聞くことくらい大したことではないはず」と述べた。

(2018年1月19日 AFP)


元選手「機械になったも同然」、米体操連盟元医師による性的暴行の詳細明かす

米国体操連盟(USA Gymnastics)の元医師であるラリー・ナサール(Larry Nassar)被告が女子選手に性的暴行を加えていたとする問題をめぐり、元五輪代表選手ら3人が19日、同国テレビ局CBSのニュース番組「60ミニッツ(60 Minutes)」に出演し、当時受けた被害の詳細を語った。

 女子団体総合で銅メダルを獲得した2000年シドニー五輪のメンバーの一人であるジェイミー・ダンツスチャー(Jamie Dantzscher)さんは、1999年から2001年にかけて新体操の全米女王に君臨していたジェシカ・ハワード(Jessica Howard)さんと、1995年から2000年の米代表メンバーであるジャネット・アントリン(Jeanette Antolin)さんに続き、公に名乗り出た。

 13歳で全米ジュニアチーム入りを果たした直後、背中の痛みを訴えた際に初めてナサール被告と面識を持ったというダンツスチャーさんはCBSに対し、「彼は私の中に指を入れたり、脚を動かし回したりした。そうすることで関節が鳴るのを感じて、臀部(でんぶ)の位置を元に戻すだけでなく、背中の痛みにも効くからと言い聞かせてきた」と語った。

「それが、シドニー(Sydney)で行われた五輪までずっと続いた。私が18歳になるまで」

 一方のアントリンさんは、治療だと思っていたものが、実際は性的暴行だったということに気づいたのは昨年だったいう。

「突然に理解した」というアントリンさんは、「彼を信じていた。自分は弱い立場にあるということや、そうした不適切なことを知ってしまえば、私自身を台無しにしてしまうと、子どもながらに理解していた」と話した。

 選手の保護を怠ったとして米国体操連盟を訴えた40人の女性の代理人を務めているジョン・マンリー(John Manly)弁護士は、ナサール被告が20年以上にわたり、同国代表のコーチを務めたベーラ・カロリー(Bela Karolyi)氏とマールタ・カロリー(Martha Karolyi)氏の練習施設で汗を流した数百人もの女子選手を虐待していた可能性があると主張する。

 マンリー弁護士は「最終的には1996年以降の五輪チームすべてに、彼から被害を受けた選手が含まれているはず」とすると、「これは連続的性犯罪。ここでの問題は、誰も少女を保護するために注意して見てこなかったということ。そして、彼ら(米国体操連盟とカロリー両氏)はメダルとお金を第一としてきたということだ」と語った。

 昨年、米ミシガン(Michigan)州で子どもへの性的虐待で逮捕された52歳のナサール被告は、同12月に児童ポルノの画像などを所持していたとして起訴された。

 1996年から2015年まで五輪チームの医師として、米代表の体操選手を治療していたナサール被告について、原告の女性らは、肛門や膣に指を入れられたり、胸をまさぐられたりしたと主張。これについてナサール被告は、適切な医療処置を行っただけだとして容疑を否定している。

アントリンさんは、「完璧を目指すという点で彼らがかけてくる重圧は、本当にとてつもなく、ストレスのかかるものだった」と振り返ったうえで、声を上げれば「チャンスを損なう」ことになると周知されていたと続けた。

「誰も他人と違うことをしたくなかった。なぜなら、そこには自分自身が成功するかどうかを決定する人々がいたから。だからとにかく従い、やれと言われたことをやるしかなかった」

 ハワードさんも「何も言えるような状況ではなかった」と説明すると、「もし何か言えば、トラブルに巻き込まれてしまう可能性があったし、あえて自分を苦しめるようなことは最もやりたくなかった」と話した。さらに、ナサール被告の治療には違和感を覚えていたものの、「機械になったも同然」で訴え出ることはできなかったと付け加えた。

 ダンツスチャーさんはまた、ナサール被告が練習に菓子やあめを持ち込み、選手からの信頼を築いていたと主張。そうすることが、五輪を目指す練習でのストレスを軽減させると理解していたという。

 ダンツスチャーさんは、CBSに対し「私は常に問題を抱えているように感じていた」とすると、「そこまでハードワークできていなかった。体重を減らすよう注意され、無理やり吐こうとしたときもあった」と回想した。

「彼は仲間みたいだった。私の味方でいてくれた。体育館では笑顔を見せることも禁じられているように感じたが、治療中は冗談を飛ばしたり、コーチたちの悪口を言ってくれたりした。一筋の光のようだった」

(2017年2月20日 AFP)




米体操アリー・レイズマン、性的暴行事件で体操連盟を批判
「私たちは、あなたたちが数十年も野放しにしていたモンスターに性的いたずらをされた」

アリー・レイズマンは、すべてをさらけ出して米体操連盟を批判している。

2度のオリンピック出場経験を持つ彼女は今月10日、元米体操ナショナルチームのドクターであったラリー・ナサールから性的暴行を受けたと証言している選手がまだ他にもいるとして、自身のツイッターアカウントにて米体操連盟を批判した。 その前日には、マギー・ニコルズが、ナサール元医師の性的暴行を米体操連盟に初めて報告したのは自分だと主張し、今月16日にナサールに判決を下す裁判官に向けた手紙の中で、自身が経験した性的被害の詳細を明らかにした。 現在20歳のニコルズは15歳の頃から性的暴行を受け始めたが、米体操連盟はリオオリンピックや2028年ロサンゼルスオリンピック招致へ向けての印象を悪くするのを恐れ、彼女の告発を隠ぺいしようとしたのだという。

「米体操連盟は二次被害を広げないで。あなたたちの声明は被害者たちを苦しめている。私や他の被害者が性的暴行を受けたと信じていないのなら、なぜ私たちに圧力をかけ、操ろうとするの? 私たちは、あなたたちが数十年も野放しにしていたモンスターに性的いたずらをされた。あなたたちには100%の責任がある。ナサールの「治療」は、あなたたちに命令されて受けていたのだから」

「もし、米体操ナショナルチームと米体操連盟が、選手の安全を最優先に考えているのなら、なぜスポーツ史上最悪の性的虐待事件の原因となったすべての要因を知りたがらないの?」 マッケイラ・マロニーや、ギャビー・ダグラスなど他の選手からも多くの証言があり、ナサールはすでに解雇されている。昨年11月には犯罪となる10件の性的行為を認め、12月には児童ポルノ所持で禁錮60年の判決を受けた。

Aly Raisman slams USA Gymnastics for 'victim shaming'

(2018.1.17. Sporting News)


米女性体操選手、元ドクターからの性的虐待について語る

昨年、米体操ナショナルチームのドクターであったラリー・ナサールがメダリストを含む選手たちに性的虐待を繰り返していたことが明らかとなったが、マギー・ニコルズが、自らもその被害者であったことを明かした。

20歳のニコルズはミシガン州ランシングのイングラム裁判官への手紙の中で、自身の経験を詳述している。イングラム氏は1月16日のナサールに対する判決の際の裁判官を務めることになる。 「現在まで、米体操連盟、米オリンピック委員会、そしてミシガン州立大学によって私は『アスリートA』として名前を伏せられていました。彼が性的虐待をしたのは『アスリートA』ではなく、マギー・ニコルズに対してであると、すべての人に知ってもらいたいのです」ニコルズはNBAニュースを通じて、このように手紙に書いたと述べた。 15歳の頃のニコルズは、世界トップレベルの体操選手だった。性的虐待が始まった時、彼女はカローイランチにあるナショナルチームのトレーニングセンターで練習していた。 「最初、私は彼の治療を信用していました。けれどその後、彼は触れてほしくない場所を触り始めたのです。彼は手袋を着けていなかったし、自分が何をしているかを私に伝えることもしませんでした。部屋には他に誰もいませんでした。私は大人たちから、彼は最高の医師であり、痛みの治療をしてくれると聞いていたため、私は彼のすることを受け入れたのです」。 「彼は何度もこの『治療』をしました。ラリー・ナサールは医師というだけでなく、私の友人だとも思っていました。彼はFacebookを通して、私のことをとても美しいと何度も連絡してきました。私はまだ15歳だったため、彼が私に良くしたいと思っているだけだと考えてしまったのです」。 2015年の夏、ニコルズは仲間の体操選手にナサールの行為を伝えた。コーチがこの会話に気づき、その後ニコルズは米体操連盟にも報告した。が、体操連盟は、ナサール氏が拠点とするミシガン州に通報することはなかったという。 「後になって知ったのですが、過去20年にわたり、ラリー・ナサールのこういった行為を訴えた少女たちは他にもいたにもかかわらず、ミシガン州立大学は無視し続けていました。2014年には彼の性的暴行について調査もしていたというのです」彼女はこう語っている。「それなのに、ミシガン州は米体操連盟に報告することは決してありませんでした。もし報告していたら、私がラリー・ナサールと出会うこともなく、彼から虐待行為を受けることもなかったでしょう」。 マッケイラ・マロニー、ギャビー・ダグラス、アリー・レイズマンなど他の選手からも多くの証言があり、ナサールは医師免許停止処分に至っている。11月には10件の犯罪となる性的行為を認め、12月には児童ポルノ所持で禁錮60年の判決を受けた。 ニコルズは2016年のリオ五輪でのメダル獲得を確実視されていた。しかし、半月板の断裂により、控え選手となってしまった。彼女は現在、オクラホマ大学の2年に在学し体操を続けている。

Maggie Nichols says she told USA Gymnastics about Larry Nassar's abuse first

(2018年1月14日  Sporting News)


体操金メダリストのギャビー・ダグラス、チームドクターからのセクハラを告発

2012年のロンドン五輪で、アフリカン・アメリカン女性として初めて女子団体・個人総合で金メダルのダブル受賞を果たしたギャビー・ダグラス(21)。貧しい家庭に生まれながらも、家族の愛と自身の努力で成功を収めたダグラスのサクセスストーリーは映画の題材にもなった。そんな彼女が、チームドクターからのセクハラ被害を訴え、騒動となっている。


事の発端は、ダグラスの元チームメイトであるアレクサンドラ・レイズマンが、医師のラリー・ナサールに性的嫌がらせを受けていたことを告発したことだった。ダグラスはこれを受け、「女性には慎ましい装いをする責任がある。刺激的な服装は、悪い人間を引き寄せる」とTwitterで反応。この発言が被害者を辱めたとして批判の的となり、ダグラスは謝罪に追い込まれた。そして同時に、ダグラス自身も被害に遭っていたことを告白したのだ。


「辱めるような意図はありませんでした。あなたたちが何を着ていようとも、誰かに嫌がらせや虐待を正当化する権利を与えることなど決してないのだから。私達がレオタードを着ていたことが原因で、ラリー・ナサールにセクハラされたわけじゃない。私はこれまで、自分の体験を公にしてきませんでした。長年に渡り、沈黙を守るように飼い慣らされてきたからです。正直に言って、とてつもない痛みを伴う体験もありました。大きな一歩を踏み出したチームメイトたちを、私は心から支えます」


ナサールは15歳だったレイズマンに小物などをプレゼントし、いい人であることを印象付けた。その後遠征先で、16歳だったレイズマンのホテルの部屋に押しかけ、無理矢理マッサージを施すなどのセクハラを繰り返していたという。ナサールは現在、児童ポルノ所持で逮捕、拘禁されており、性的暴行でも起訴されている。

( 女性自身 2017年11月22日 )


Larry Nassar(born August 16, 1963)

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