すそ洗い 

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ナニをしているのかよくワカラナイ

任侠外伝 玄海灘

2024年04月08日 | 映画・テレビ・動画
任侠外伝 玄海灘(1976年)

122分
 監督. 唐十郎 
脚本. 石堂淑朗 · 唐十郎

安藤昇
根津甚八
李礼仙
宍戸錠
小松方正

ATG映画なのでもっと画面が暗くて見辛いと思ってたが
案外明るく 内容も明るい
唐十郎の作る物語なので陰惨でじめじめした感じではない
生命力がどのシーンにも溢れかえってる
死体が出てきたり贓物が出てきたり
蛤のお吸い物に蛆が湧いてたりもするが
カラッとご陽気に明るい
それがまた 雑で意図がはっきりしないなカメラワークにあいまって
映画作りに不慣れなトッ散らかった印象を受ける
これは1970年代なので仕方ないか
安藤昇はもっと下手糞で不器用な印象を持っていたが
意外にカッコエエ 役者には出せないシャープな凄みがある
根津甚八はこの映画では元気な若者なので少し残念
もっとアングラな芝居をしてくれているかと思っていた
李麗仙は やはり出番が多いがカリスマ的な神々しさは無く
何でも体当たりでやります若おばさん的な感じ
裸はあまり見たくなかったが裸はけっこーあります
宍戸錠はあの時代の元気ないつもの宍戸錠
でも宍戸錠が出てくるとなぜかホッと安心してしまう
重鎮ではやはり小松方正がイチイチ凄まじい
この二人のプロの役者さん以外は
安藤昇と状況劇場の面々しか出てこないからか
宍戸&小松が出てくるとホッと安心してしまう

物珍しい処では
篠原勝之とかペーペーの脇役時代の小林薫とかが出てくる
唐さんは脇役で時々顔出す
脇役とかエキストラが劇団員らしき人達なので
自主映画的な手作り映画感がある
イイ意味でも悪い意味でも
映像的な新しいこととか画期的なことは見られない
ここは寺山修司の美学とは違うところです









 

 

 
 

 
 
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