中国で韓国人の死刑執行
韓国外務省は4日、中国で麻薬所持の疑いで拘束され死刑判決が確定した韓国人の刑が、同日執行されたと明らかにした。麻薬犯罪による韓国人への死刑執行は2014年12月以来。同省関係者は「人道主義的な観点から遺憾に思う」と表明。一方で死刑執行は「韓中関係とは関係がないものと判断している」と述べた。
聯合ニュースによると、この韓国人は覚醒剤の一種メタンフェタミン5キロを販売目的で所持した容疑で14年に逮捕された。一、二審で死刑判決を受け、最高人民法院(最高裁)で刑が確定していた。
(2023年08月04日ソウル時事)
19年ぶり、女性に死刑執行 ヘロイン所持で厳罰―シンガポール
シンガポールの麻薬取り締まり当局は28日、麻薬所持の罪で死刑判決を受けたサリデウィ・ビンティ・ジャマニ死刑囚(45)への刑が、同日執行されたと発表した。女性への死刑執行は19年4カ月ぶり。
死刑囚はシンガポール人。少なくとも30.7グラムのヘロインを密売目的で所持したとして、死刑を言い渡されていた。シンガポールは世界で最も厳しく麻薬を規制している国の一つで、ヘロインは大さじ1杯に相当する15グラム超の所持で死刑が科される。
政府は新型コロナウイルス流行の影響で、死刑執行を一時停止していた。2022年3月に再開後は比較的速いペースで執行し、今回が15人目となった。
(2023年07月28日シンガポール時事)
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