つれづれなる記その2

以前の「つれづれなる記」が終了されたのでその続きです。

男の名刺

2008-12-08 20:23:36 | Weblog
亡き主人の本棚を整理していたら、昔の元気な頃のスナップ写真など一枚一枚眺めてはかどらない。
そのうち、大きなブック型名刺整理のものが出てきた。自分の名刺が若い頃から、部署が変わる度違う名刺が並んでいた。その他会社関係、友人、兄弟従兄、仕事関連の方々の名刺が一杯あった。
これらの人々と一生の間に何らかの繋がりがあったのだろう。
知らない人名刺を捨てて、私がもらった名刺をはめた。ごくわずかだ。
社会とのつながり範囲の差が歴然とした。
主人の生きてきた歴史を見た思いに浸っていた。

最新の画像もっと見る

1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
名刺のこと (T.S)
2008-12-10 15:13:26
私は会社を辞める時、持っている名刺を思い切って全部捨てました。一気にどさっとではなく、膨大な数になっていたのを(時々整理はしていたのですが)一枚一枚捨てていきましたが、30%くらいの人の顔しか思い出せませんでした。
これで今までの自分とさようならをするような感慨があったのを、今でも思い出します。
ご主人が仕事を終えるまで会社に勤めていたらどうしでしょうか。
今はもう名刺をもらうことはありません。ただお年寄りに連絡先として手渡すだけです。
私にとって名刺の役割は全く変わってしまいました。


返信する

コメントを投稿