乳頭温泉郷 妙乃湯・・ブログ版

田沢湖・角館 秋田県仙北市

一本松温泉 遂に初入浴

2007-09-21 03:56:34 | Weblog
乳頭温泉組合・・情報です。

昨日、乳頭温泉郷の奥深く乳頭山の中腹にある
一本松温泉に青年部3名で登山入浴?してきました。

一本松温泉は黒湯温泉側の乳頭山登山口から入り徒歩40分の場所
にあります。普段は登山者しか入らない場所にあり
標高はおよそ1000メートルです。
環境省の看板表示では「一本松温泉跡」と書かれていましたが
現在でも湯船は存在しています。
おそらく、以前かなり大きな湯船があったと想像される部分があり
実際に人間が麓から持ってきたと思われる角材が埋もれています。

現在の湯船は沢沿いにあり、3名が入ればいっぱいの小さな露天風呂です。
誰が持ってきてくれたかわかりませんが
湯温を下げる為のホースが散乱しています。

早速我々もホースを使って湯船の温度を下げてみました。
水が入っていない状態では
おそらく50度以上はありそうです。湯船の中から高温の温泉が湧き出て
います。弁当を食べて待つこと30分。
ようやく足を入れることができました。実際に湯船に入ってみると
思ったほど深くなく、膝下程度の深さです。
今回は足湯だけに留めておきました。

成分表などもちろん無いのですが
温泉湯守り三人衆の感覚として
実に濃厚なお湯と見ました。雰囲気は黒湯温泉に似ていますが
煮詰まった感じです。

この一本松温泉を紹介するか悩みました。
ここは管理人もいませんし、脱衣場、トイレもありません。
携帯電話も通じません。

ここまでのアプローチには橋がない沢の横断があり
天候を見極めないと帰還できなくなる可能性さえあります。
ここは湯めぐりのカテゴリーではなく
登山・トレッキングのカテゴリーに属すると考えてください。
登山装備(トレッキングシューズ、雨具、飲料)は必需品です。

しかし、急な坂を登り沢を渡ってたどり着いた人には
十分なご褒美として温泉を楽しむことができると思います。

もし行かれる場合は
念のため、宿に報告または登山計画書を出してください。
一応登山ですから・・・











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