ブッダ の 真理   Buddha Dharma


ブッダ(仏)は、内在する普遍の真理

仏性 Buddha Nature

2015-10-21 | 原始仏教
ゴータマブッダ(Sakyamuni)が菩提樹の下で悟りをひらかれたとき、すべての存在が仏性によって輝いていることに驚いたという。

人は生まれたときにブッダの意識をそなえている。純粋無垢な意識の輝きにみちている。

しかし、成長して自我が発達してくると仏性がおおわれて、欲望、不満、無知におおわれた心(エゴ)になってしまう。

無常な肉体、感覚、感情、思考、快楽行為、地位、名声などに執着し、依存し、自己同化してしまう。

それによって、仏性を忘れ、悪業を積み、輪廻転生を繰り返す。

人は生まれながらに仏性を持っている。

それを覆う心を浄化し、無心となり、ブッダの意識を悟ることが生の目的である。

仏性によって、すべてがありのままに映しだされて無上の智恵(Prajnana, Pannya)が輝く。