1KTのフロントブレーキホースは、グッドリッジのビルドアラインという車種別に設定されたものを使っていたんだけど、マスターをニッシン製に、キャリパーをブレンボキャスティングに変更した今、長さが合わなくなってしまっていた。
使えなくはないけれど、ホースに弛みがあるとちょとカッコ悪い。
何かに引っかかったりすると危ないしね。
ピッタリ合うように作り直そう。
ホースはブラックコーティングされたものを使う。
FJのクラッチホースは熱に晒されるため、溶ける可能性を考えて敢えてコーティングなし+スパイラルチューブで作ったんだけど、スパイラルチューブってあんまりかっこよくないんだよね。
ホースに汚れが溜まるし。
ホースの端数㎝のコーティングを剥がし、ナットと熱収縮チューブを入れる。
メッシュが芯線より2~3ミリ短くなるようにカットして、芯線の端をカッターナイフで整える。
また、オリーブを入れるため、メッシュを少し広げてやる。
オリーブを芯線に入れるときは、メッシュを噛み込まないように注意。
フィッティングを取り付けてナットを締める。
片側が完成したら、現物にあてがって、カットする位置を決める。
フォークが伸びきったときに少し弛みがあるくらいがちょうどいい感じ。
ホースをカット。
コーティングされたホースは、カットした際にメッシュが広がりにくくていいね。
広がってしまうとフィッティングのナットが通しずらくなってしまうのだ。
後は同様にフィッティングを取り付ける。
ナットを締めていくとホースも一緒に回転するため、両側を固定した状態で締めるとホースが捻れてしまう 。
なのでナットを締める箇所だけキャリパーかマスターに固定して締めていく。
また最終的に取り付けたときにホースを捻らずに済むよう、締め具合を加減して両端のフィッティング同士の角度差を調整する。
ナットを締め終わったら、熱収縮チューブを 縮めてフィットさせる。
これで汚れ対策はOK。
ホースを取り付け、エア抜きして終了。
変な弛みもなくなってスッキリ。
2016/08/14
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