
まずはエンジンを降ろさないとね。
いつものように、シリンダー・ジェネレータ・セル・クラッチ周りの諸々を外して、軽くしてからエンジンを降ろす。
そのままクランクケースも分割。
中からこんなものを発見。
スタッドボルトを締めすぎたため、割れてしまったボルトの根本部分の欠片だ。
シリンダーを外さずに何度もボルトを抜き差しした際に、締めすぎてしまったことが原因。
砂を噛んでジャリジャリしていて、締め具合がわからなかったのでやってしまった。
何度も経験していることだけど、手間を惜しんで本来すべきことをしないと、痛い目に会うってことだな。
手持ちのXJR1200のクランクケースを観察する。
後ろ下側のマウント箇所がFJとは異なっている。
左側にはローラーベアリングが入っている。
このベアリングは外せばFJ用のダンパーがそのまま入るからよいのだけど…
右側は径12mmの貫通していない穴が開いているだけ。
XJRはどうやってエンジンを固定しているのかな?
パーツリストを見てもよく判らないんだけど。
ダンパーを入れてFJと同じ固定方法にするには、穴を貫通させてダンパーが入るサイズに拡大しないといけない。
うーむ、どうしようか…。
というわけで、FJ用のケースを修理して使うことに決定。
齧ってしまって抜けないボルトが1本と、ネジ山がイカレた箇所が2か所。
これは内燃機屋さんに丸投げだな。
修理に出す前に、ネジ山をタップでさらっておこう。
2018/06/17・22
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