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冷却系へのオイル漏れ対策

2012-07-08 22:52:51 | TZR250(1KT)

 2~300Km走ると、冷却水にオイルが混ざってグレーになってしまう我が1KT。 ウォーターポンプを分解して、一度じっくり点検してみよう。

 

右クランクケースカバーを外したところ。オイルポンプも外さないといけないのが面倒だ。

少し前に交換したインペラシャフトのオイルシールは、斜めになっていたり傷が入ってる様子はない。

 

インペラシャフトには跡は付いているものの、指で触っても段差は感じられない。

マイクロメーターでシャフトのどこを計測しても同じだった。太さは9.985mm(※)

 

ついでにクラッチを外し、クランクシャフトオイルシールの状態を確認してみる。

パワーが出ない問題で、ここからの圧縮漏れを疑ったけど、見たところそういう様子はないみたい。写真はないけど逆側(フライホイール側)のシールもチェックしてみたが、オイル漏れの形跡はなかった(※この作業はパワー不足が解決する前に行った)。

 

問題ないとは思うものの、一応新品のインペラシャフトを買ってみた。

シャフト径は9.990mm。

もとのものより0.05mmほど太いぞ。もしかして、これが原因?

 これで治らなかったらやはりシリンダーヘッドから漏れてるってことかなあ。

2012/06/24

 

 

この作業後、300Kmほど走ってから水を抜いてみたら、もうオイルは混ざらなくなった。

段付きは感じられなかったんだけど、実際には摩耗してたってことか。

僅か0.05mmだけど、バカにはできないねえ。

まあ、解決できてよかった!

 

2012/07/07

 

※後日、古いシャフトを再計測したら、シールに当たる部分は9.970mm、当たらない部分が9.985mmと、段付きを起こしていることが確認できました

2012/07/15



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8 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
なんだか。。。 (coke)
2012-07-09 01:25:31
疑わしいもの全て交換する勢いですが、、、交換前に確信が持てないケースが多いみたいですね。
モヤモヤしませんか?
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Unknown (ポンタ)
2012-07-09 07:45:39
シャフト径調べてみました。
元々は9.972~9.987で管理されているものでした。
シャフトが原因と考えても間違いではないでしょう。。
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モヤモヤ (tadar)
2012-07-10 22:52:30
coke君
この場合、ココくらいしか考えられなかったわけだけど、規定値が判らないので確かにモヤモヤしてました(笑)。
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シャフト径 (tadar)
2012-07-10 22:54:02
ポンタさん
情報、どうもありがとうございます!
でも僕の測った数値が変ですね。
おそらく測り方が悪かったのでしょう。
恥ずかしい…。
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Unknown (ポンタ)
2012-07-11 00:19:35
もう一回測ってみては?
段付きになってないですかね~?
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計測ミス (tadar)
2012-07-16 01:00:53
ポンタさん
古いシャフトを再度計測してみました。
オイルシールに当たっていた箇所が9.970mm、当たらない箇所は9.985mmですので、段付きを起こしてました。
測り間違いというか、目盛りの読み間違いでした。
新品は9.990mmだったと思われます。
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Unknown (ポンタ)
2012-07-17 23:32:39
こりゃまた微妙な数値ですね。。
当たっていない箇所が9.985であれば、元々9.985ではないかと。。
ともあれ直って良かったですね~
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Unknown (tadar)
2012-07-21 01:38:10
ポンタさん
1000分の1mm単位ですので、慣れない僕の技術では正確に計測できていないかもしれません。
まあとにかく治って良かったです(笑)。
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