
2~300Km走ると、冷却水にオイルが混ざってグレーになってしまう我が1KT。 ウォーターポンプを分解して、一度じっくり点検してみよう。
右クランクケースカバーを外したところ。オイルポンプも外さないといけないのが面倒だ。
少し前に交換したインペラシャフトのオイルシールは、斜めになっていたり傷が入ってる様子はない。
インペラシャフトには跡は付いているものの、指で触っても段差は感じられない。
マイクロメーターでシャフトのどこを計測しても同じだった。太さは9.985mm(※)。
ついでにクラッチを外し、クランクシャフトオイルシールの状態を確認してみる。
パワーが出ない問題で、ここからの圧縮漏れを疑ったけど、見たところそういう様子はないみたい。写真はないけど逆側(フライホイール側)のシールもチェックしてみたが、オイル漏れの形跡はなかった(※この作業はパワー不足が解決する前に行った)。
問題ないとは思うものの、一応新品のインペラシャフトを買ってみた。
シャフト径は9.990mm。
もとのものより0.05mmほど太いぞ。もしかして、これが原因?
これで治らなかったらやはりシリンダーヘッドから漏れてるってことかなあ。
2012/06/24
この作業後、300Kmほど走ってから水を抜いてみたら、もうオイルは混ざらなくなった。
段付きは感じられなかったんだけど、実際には摩耗してたってことか。
僅か0.05mmだけど、バカにはできないねえ。
まあ、解決できてよかった!
2012/07/07
※後日、古いシャフトを再計測したら、シールに当たる部分は9.970mm、当たらない部分が9.985mmと、段付きを起こしていることが確認できました。
2012/07/15
モヤモヤしませんか?
元々は9.972~9.987で管理されているものでした。
シャフトが原因と考えても間違いではないでしょう。。
この場合、ココくらいしか考えられなかったわけだけど、規定値が判らないので確かにモヤモヤしてました(笑)。
情報、どうもありがとうございます!
でも僕の測った数値が変ですね。
おそらく測り方が悪かったのでしょう。
恥ずかしい…。
段付きになってないですかね~?
古いシャフトを再度計測してみました。
オイルシールに当たっていた箇所が9.970mm、当たらない箇所は9.985mmですので、段付きを起こしてました。
測り間違いというか、目盛りの読み間違いでした。
新品は9.990mmだったと思われます。
当たっていない箇所が9.985であれば、元々9.985ではないかと。。
ともあれ直って良かったですね~
1000分の1mm単位ですので、慣れない僕の技術では正確に計測できていないかもしれません。
まあとにかく治って良かったです(笑)。