オールマンブラザーズ「フィルモアイーストライブ」

このアルバムを購入するキッカケは「エリザベスリードの追憶」が
ＦＭで流れていて、「オールマンブラザーズって、サザンロックなのに
こんなＪＡＺＺと融合しているんだぁ！」と翌日、会社の近くの銀座ＨＭＶに
昼休み、買いに行っていました。

もう、２枚組みＣＤでボックス型ですが、他の曲とエリザベスリードは
毛並みが違う・・・と・・・。デュアンオールマンのスライドギターより
デッキーベッツの作曲センスに脱帽したモノでして、
オベーションセレブリティーのエレアコで、その日からこの
「エリザベスリードの追憶」のコピーに入りました。
で、いざセッションとなると・・・誰も居なかったです。
オールマンズを聴いている人間が当時、私の周りでは１人しか居なくて。
仕方なく、独りで、ハモリも覚え・・・寂しく弾いていました。

そして、２枚目はもう、ＪＡＺＺとの融合が素晴らしいんですよね。
それに、デュアンの粘っこいギターサウンド、デッキーのデュアンより
センスの良いギタープレイ、そして、ツインドラム・・・。
その時は９０年代前半、ＨＲ／ＨＭに大失望していた時でしたから、
ＪＡＺＺテイストの強いモノを好んで聴いていました。
当時、ＡＣＩＤＪＡＺＺなんかも流行で、ジャミロクアイ、マザーアース等
７０年サウンドを聴かせてくれた若いミュージシャンが出て来た頃です。
そして、あのＪＡＺＺギタリストのビッグネーム、グラントグリーンを
聴き始めたのも、ＣＬＵＢ・ＳＯＵＮＤＳが関係していました。

後に、オールマンズは１ｓｔもＣＤを焼いて頂き、素晴らしい！と。

ただ、オールマンズの最高傑作と言われる作品は、デュアンの
バイク事故死以降なんですよね？
未だに、聴いていないです。中々、オールマンズのＣＤ、見つけられません。
（レンタル屋です）

曲的にはギタリストとしてはデッキーが鍵を握っていたとはＧＭ誌で知りました。

今のオールマンズの構成は殆ど判りません。
若き、天才スライドプレーヤー、デレクトラックスが居る事だけです。

そして、そのデレクの影響を受け、遅ばせながら、頂いた、ワインの瓶で
作られた、スライドバーで地道に練習しています。
（以前はステールのバーしか持っていなくて、音があまり好みではありませんでした。）