ヤンディーズ

現在闘病中で「病んでいる」ボーカル&ギタリスト、「太郎」の独り言

「ロードソング」ウェスモンゴメリー

2021年11月10日 | 音楽
営業車で16時頃から聴ける様になったJ-WAVEのJAZZテイストタイム。
何時もの様に環七の渋滞にハマっていると何だか印象的なギターのメロディーが流れて来ます。
運転していた親子の年齢差の先輩が、「ロードソングだ」と。
それが名前は申し上げていたウェスモンゴメリーの曲と知ります。
若さの特権か?そのギターテーマ部を何とか記憶し
帰宅後オベーションセレブリティーのエレアコでこのフレーズ弾いてました。
「あっ!この曲、オクターブ奏法で弾いていた」と思い出し、
親指と中指で弾き、その後先輩からテープを借り
聴いてギターのメロディー部をコピーしました。
コレが私初JAZZギターコピーなのですが
ウェスモンゴメリが全てのオクターブ奏法を親指だけで弾いている!
と知るのはかなり後になり、未だ親指のみのオクターブ奏法は
会得出来ておりません。

一応JAZZギターコピーと書きましたが
当時、好んで聴かれていた方々は後々「イージーリスニング」
と呼ばれる音楽として聴かれていたでしょうね。
とても印象的なギターフレーズですな。

Road Song - Wes Montgomery


この頃バリバリのモダンJAZZでは無く、ポップスに寄った
売れ線路線に行っていた時期。
往年のJAZZを好まれた方々には不評、または賛否両論有ったでしょうな。
私が後にウェスの作品を聴いてハマって行くと
この頃の売れ線系は、チトなぁ‥と思っていたでしょう。
しかし、歌い手やっていた私には初JAZZコピーとして思い出深い曲、
リハーサルでギターアンプから音出しサウンドチェックしていた私は
「ロードソング」を弾き出したのですが、JAZZの仕事が多いドラマー君が
即反応し、「あっ、その曲ウェスがモダンJAZZから離れポップスに寄っていた頃の曲ですねー!」
と、即答えが出てきたので、流石本職JAZZメンの前では迂闊に弾けないな‥
と、思ったモノでした。
そのバンドはハードロックのトリビュートバンドでしたので、
ドラマー君は普段仕事で叩くJAZZ系を聴くと仕事が頭に浮かび気が滅入るそうな。
そりゃ、そうだわ。

パンクやハードロック、ヘビーメタルでも沢山オクターブ奏法は
使われていたので(特に当時のビート系パンクですね)
ウェスの専売特許的プレイスタイルとは存じませんでした。

で、色んな所でご一緒するJAZZプレーヤーの人達に
私がJAZZも好きと知ると必ずと言って良い程「ウェスモンゴメリ好き?」と
聞かれます。ギタリストでは無い人達ですね。ピアニストが多かったかも。
「今度一緒にプレイしましょう」と声かけて頂ける事も有ったりでしたが
しかし私のは何ちゃってJAZZなので恐れ多い(汗)と思ってしまう上
実際、マトモにJAZZ弾けないので慄いてしまう事があります。
弾けたら最高なんですが‥矢堀氏のJAZZギター教則本購入して
早、半世紀‥‥、前半戦で挫折しました。
参考曲がジョーパスの「バーチューオーゾ」等、ビビるモノが載っていたり、
苦手意識が強かった音楽理論がズラズラと並びまして。
(学生の時、生徒をけなしマトモに教えて無い音楽理論の先生だったので
クラッシック畑や既にプロでやっていた奴以外の多くは苦手意識が根付き)

後、ウェスモンゴメリの使用ギターがギブソンL -5は別として
フェンダースーパーリバーブだけでは無く
トランジスタアンプも使っていたイメージも強いです。

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