ヤンディーズ

現在闘病中で「病んでいる」ボーカル&ギタリスト、「太郎」の独り言

色んな裁判

2007年04月21日 | ひとりごと
最近、今までの記事の路線から大きく変わったモノを書く事が多いですが。

飽くまでも、私の立場、視点で書いています。
まあ、読んで頂いたら、とても法学部卒業の人間とは思えないでしょう。
(法学部志望でしたが)
まず、日本の司法制度は個人的に全て公平に審理されてるとは全く思っていません。
将来導入される陪審員制度もアメリカの例を見ると・・・・・な気もします。
刑事裁判も民事裁判も大きな事件、そして、小さな訴訟であっても
公平な裁判もあれば、正直、全く持ってふざけた判決が出る事はしばしばです。
私が交通事故に遭い、私の過失はゼロですが元々、持っている持病、を保険屋が
知った場合持病と頚椎捻挫との因果関係を疑い、持病の方に結び付けたくなるのが
通例です。実際、交通事故により「脳髄液減少症」になってパニック障害、
うつ病になり自殺した人も多い現実です。それに対しての因果関係について
未だに司法や医学界が受け入れる体制は出来ていません。
そして、自殺した方の遺族が訴訟を起こしても私が調べた範疇では
事実上すべて敗訴、普通貰える慰謝料の2割しか出ないという判例が多く残ってます。
(05年当時)最近、損保、生命保険の不払いが表面化し、それが原因か
分からない所はありますが、すこしづつですが変わっていってるそうです。
ただ事故によって起きた「脳髄液減少症」にしても事故後に起きる
「心理的外傷後ストレス障害」・・・今で言うPTSD(トラウマ)も
科学的根拠が無いと保険屋も受け入れず裁判になるケースも多いです。
事実、私は整形外科に持病がバレた為、持病を隠さないと過失相殺で
ひどい示談となるのです。ので、転院しました。
そして、法は医者側に自由治療費設定と保険屋との交渉にあたっては
弁護士以外の立会いを禁じています。
実際、示談を餌に、お金をむしりとろうという輩が多かったからですが。
ただ、実際、被害に遭い、経済的余裕も無くなった被害者は
プロである保険屋との直接交渉では大きく不利です。
それと、医者側が自由に金額設定出来るという訳の分らない法律のおかげで
医者は儲けるし、喜んで大げさな治療をする医院があるのも実態です。
そうすると医者は潤うし喜ぶ医院もありますね。実際余計な金額を保険屋に
請求する為、、自賠責で保障する120万円をあっという間に超える事もあります。
勿論、そうでない医院も有ります。
私は示談にあたり、正直すごいストレスの中、失われた健康の保障を得るため
勉強し、最終的には紛争処理に持って行き、最終的には保険屋に勝利した
金額を得ましたが、自費治療した金額、そして今も続く痛みや頭痛の苦しみを
換算したら、大した額ではありませんでした。もう、ギブソンのレスポールだけです。
示談までの約3年の闘いのご褒美は。
それにしても日○連の弁護士連中は本当に酷い態度でした。
お金にならないモノは非情な態度と思えました。

裁判に関して、民事レベルの事では、余程、マスコミが取り上げたり
しない裁判では必ずしも正当な判決と思えないモノも出てきます。
事実、ある話で、弁護士も言ってましたが、ある地方で巨大な団体、
巨大な組織で地域に貢献してる組織やそこに属する人間を相手取った裁判は
かなり、原告側の泣き寝入りな判決は私の知る限りではそこそこ耳に入ります。
数人の弁護士がいった事です。理不尽な判決が出ると。

あくまでも弱者も立場に立った私の個人的考えです。

すこし話がずれますが・・・・

先日、池袋の東急ハンズ近辺で起きた無差別通り魔殺人の
造田被告に死刑が確定しました。。
弁護側は統合失調症による妄想によるモノと裁判では主張してたそうですが、
大抵の場合、社会的影響が大きい事件は精神鑑定がどうの以前に死刑判決が出る訳です。
本人が統合失調症かどうかはこの時点では判りませんが、まず社会的影響と
被害者の数が判決の決め手になりますね。
勿論、こんな事件は許される物ではありません。被害者の遺族、
今も大怪我や事件のPTSDに苦しむ人も居ると思います。
20年以上前に起きた宮崎勤事件。勿論、許される事件ではありません。
社会に与えた影響も大きかったですし。
ただ、高裁で精神鑑定はまともに行われず死刑判決が出ました。
宮崎勤は明らかに当時の精神分裂症と推測します。
この件に関しては社会的影響で死刑確定と行くでしょうね。
事実、高裁から最高裁への道は開かずの扉です。
この件に関してはメディア関係でも批判が出てましたね。

そして、一番まいったのが宅間守元死刑囚が起こした
池田小学校事件です。事件は残忍極まりない犯行でした。
当時、小さいお子さんをお持ちだった方は震えかえった事でしょう。
「精神安定剤を10回分を飲んだ」と確信犯的犯行でした。
精神安定剤を10回分飲んで犯行ができる可能性は極端に低いです。
彼も精神分裂症であったとは思います。犯行時は詐病の可能性もありますが。
彼もは入院歴があり、それによって酷いマスコミの報道になりました。

おかげで、精神科に通ってたというだけで会社をクビになるとんでもない
ケースが多発しました。精神科=キチガイがより埋め込まれてしまった事件です。
精神分裂症(現統合失調症)の患者さんは精神医学の中では「癌」の
位置に来ます。そして、一般的な人でも発症しやすい全般性不安障害
(パニック障害(不安神経症)強迫神経症、その他)うつ病の人迄、
マスコミの無責任な報道の為、健康を取り戻しいてもクビになるという
自体が多発しました。マスコミは後になって、こういう実態を記事にしましたが
正直謝罪の言葉が欲しい位でした。事件のエグさは当然私達も恐ろしいと
思いました。それを一括りにしたマスコミの態度は今になっても許せない物が
あります。特に関西のマスコミは相当さわいだ様ですね。池田小学校の近くで
小学教師をやってる親族は「過剰報道のし過ぎ、余計なお世話!」当時言って
いたモノです。私も正直、病名はパニック障害でしたが今より精神医学に関心の
少ない時代。精神科に通ってた私は社会的立場、人が私を見る目を心配しました。
事実、日常的に心の病を差別する会話が日常的に飛んでたので。
正直、この事件のおかげで具合が悪くなりました。

ただ、数年後、私と同じ病にかかった多くのタレント、有名人がカミングアウトしてくれ
幾分、マシな状態にはなりましたが、偏見は根強く残っています。

事実、統合失調症の患者さんが事件を起こす可能性はもしくは再犯率は
普通の犯罪者より遥かに低い確率です。
宅間守はこの世に未練など無いと1審で死刑確定、一年後に早々と
死刑執行されました。恐ろしい絵を書いていたのを覚えてます。
これはたとえ精神鑑定で精神状態が責任を取れないという結果がでても
死刑にせざるを得ない裁判だった事でしょう。

4人殺した永山則夫事件も一度、無期懲役の判決がでましたが最終的には
死刑、そして執行されたのでした。
この事件は犯行時19歳と不遇な環境に育った事を考慮して一度は無期懲役となりましたが
オウム事件から厳罰化の傾向となりより安全な社会ではなくなった今、そんな事情、
人情的判決がでてくるのは殆どなくなったと私は思いますね。
より凶悪な犯罪が増えて行くのでしょうね。刑罰を厳しくする以前の問題があるハズ。
政治家、まじめに仕事して下さい。元市議の悪事も結構出てますね。
どこの市とはいいませんが○○視察と銘打ち、売春しに
他国に買いに行ってた実態を相当近い人間から聞きましたよ・・・・。
自民党総裁選挙に出馬した○○氏もそうですね。

と支離滅裂な文になりました。失礼致しました。

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