ヤンディーズ

現在闘病中で「病んでいる」ボーカル&ギタリスト、「太郎」の独り言

黒いグルーヴ マルディグラインディアンプラクティス

2023年02月06日 | 音楽
メタル野郎だった私がたった数ヶ月で16ビート野郎になった時。
先日upしたEW &Fやタワーオブパワーの様なリズムの強いモノを聞けと
講師だったギタリスト先生に指導して貰ったのですが
あの頃、湾岸戦争も起き、音楽シーンは
グランジ、オルタナティブ、UKロック?と言われるモノ
テクノハウス、そしてヒップホップと
どうにも馴染めないモノばかりで
私はレイドバックしオマケに、元ドラマー友人に徹底的に
ダメ出しされリズムを鍛え、
何故か?米軍教会で歌い、そしてゴスペルグループと
ある意味一番お客さん呼べた頃でした。

私は出演しなかったのですが前身グループが高円寺JIROKICHIでライブやった時、
ゲストで出演した教会繋がりのシスター達のステージが有り
歌唱、声量、ソウルも勿論、リズムも全て彼女達に持って行かれてました。
横に広い恰幅の良い黒人女性3人。
結局、彼女達が1時間以上ステージ続けて。
ここで、人種によるフィーリングやリズムの違いを勉強しました。
週末、CLUBで踊ったりHIPHOPダンス習っても
楽しいのは良いとして、お客さんとして見る分には
そのゴスペルシスターズ達の圧倒的な歌唱とリズムを思い出してしまい。

後にゴスペルグループに加入するのですが
私クリスチャンでは無いし、楽しむ事が大前提。
最初の頃は集客成功し良かったのが、
当然、プロの目で色んな所から厳しい指摘が続出し。
脱落したモノも多し。集客力も落ちたし。
ここで奮闘したのは、元々日本人離れした声とリズムを持っていた
インターナショナルスクールの女子高生と
ブラジル黒人と日本人のハーフでスペイン育ちの友人。
特に、ハーフの友人のリズムは、やっぱコイツは我々と
根本から違うなぁ、と。生活に音楽が根付いていた様ですし。
まさか知らぬ間にプロのゴスペルシンガーとしてやっておりました。(今も)

私はグループ内の内紛と、持病が発病するストレス潜伏期間で
楽しく歌える元気失くし、後にフェードアウトしましたが
昨年、そのグループのライブテープが出てきて
改めて聴くと勢い一発の楽しいステージですが
今思えば、コレは中々‥ヤバいな‥とボイストレーニングスクールの
生徒達から広まり色んなプロシンガー志望とアフター5の楽しみ
人間で作ったグループですがピッチのズレが露骨に気になる。
大人数で集まると個人個人が優れていても、どーにも。
当時のメンバーと連絡取り、その時の友人にもデータ送りました。


これまでは私の話ですが
ニューオリンズのマルディグラインディアンですね。
南部ニューオリンズのお祭り、マルディグラに人種差別で参加出来なかった
黒人達が自分達でマルディグラのお祝いをしようと。
その練習でもあったインディアンプラクティス、
アフリカのリズム、カリブのリズム、ラテンのリズム、その他のリズムと
強い強いブラックなリズムが躍動していて衝撃を受けたのですよね。
アレは何年頃かな?
リスペクトするギタリスト山岸潤史がニューオリンズに渡った数年後。
ハリケーン、カトリーヌで南部が大被害を受ける前。
山岸氏はビッグチーフのバンドで色々活躍してた時に紹介された(TV)
インディアンプラクティスの映像を。




私が見た映像では沢山の打楽器が活躍していました。
お互いのリズムとソウルをぶつけ合うかの様な
強いブラックリズム。リズムの闘いと融合。
コレはアジア人のリズムでは無いなぁと。
アフリカではタイコで連絡取り合うのですし。
ハリケーン・カトリーヌで財産、住居を失った人達も
マルディグラインディアンに合わせ少数でも集まり練習していました。

黒人さんはスポーツでも生まれながらの体、バネを持ち合わせているので
BGMで歌が流れても、性質的に黒人の歌を分別しやすいです。

60〜80年代、メタル勢が海外のバンドと同じスタイルやリズムで成功しようと
アメリカやイギリス、カナダと進出しておりました。
私の中ではフラワートラベリンバンドとラウドネス突出していたと感じますが
最終的に今の時代は日本人が日本人のスタイルでやった音楽が
商業的には成功してますね。
ベイビーメタル、バンドメイド達。

黒いグルーヴからズレましたが
当時マルディグラインディアンの強いリズムに打ちのめされながら
カッコ良くてノッてしまいます。

と、日本人が出すブラックミュージックを否定する訳でも何でも無いです。
事実、私もブラックミュージック演っておりますからね。
(全然活動出来ないけど‥)

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