K馬日記

映画や美術、小説などの作品鑑賞の感想を徒然なるままに綴っていきます。

名和晃平展~シンセシス

2011年08月30日 | 美術
どうも、深夜にこんばんは。

インターンで9時間働きっぱなしでへとへとのただけーまです。

これから2週間ずっと働くのですが、芸能業界向いてないんじゃないか疑惑です。

まあ、がんばります!経験経験!


というわけで、今回は東京都現代美術館でやっていた名和晃平展に行って参りました。

最終日の午前中・・・ギリギリ滑り込みセーフ!と思ったら。




おや?

こえが・・・


おくれて・・・


聞こえているよ?


どうやら・・・


財布を・・・


忘れたようだよ?




うっそーん!!!

激なえぽよ。

これはいったん家に帰らざるを得ないフラグwww

でも午後は自分が企画したアンサンブルあるし・・・

帰れないよー!!!

しかも今日最終日だしー・・・

これは・・・オワタってやつですね^^


失意の内に清澄白河の駅までとぼとぼ歩いていると。


おや、そういえば。


チケットホルダーに。


「ガサゴソ・・・」



キター2000円・・・

札!!


そうです。

2000円札×2枚

です。


珍しいからチケットホルダーにとっといたのでした。


!!!




これで・・・

入れる・・・


けど・・・




使いたくない!



ぐはあ・・・

しぶしぶ・・・
ほんましぶしぶやで・・・

苦しみつつも2000円札を使用。


受けつけのお姉さんの苦笑。


忘れません。


お釣りが1200円だったこと。


忘れません。


でも、もっと忘れられないのは。

名和晃平の作品群ですね。

これは、もうすごい!

なんていうか、すごい科学と芸術が融合したような作品群で。

私たちの有している知覚を可視化させるようなタイプの、

モダンなコンセプトではあるのですが。

しかしそのスタイルはとっても新しい!

それぞれテーマがあるのですが。

普段見ることを意識していない人にとって、

これらの展示はとても新しいものに移ったと思います。

ガラス玉1つでこんなにも世界の見え方は変わり、

解像度を低くするだけでこんなにも対象が不明瞭になり、

なんでもないものを繰り返すだけでこんなにも酔うし、

床の傾き、床の表面のぶれなどで歩行が困難にもなる。


自分の体と上手く向き合うきっかけにもなったんじゃないかなと思います。

可視化していく身体機能。

身体復権論ですね。

よくわからんけど笑


この展覧会でぴかぴかのクリスタルきれ―♪

とか言ってちゃだめですよ。

クリスタルの奥に見える対象が大事なんです!

普段見ている剥製にクリスタルをちりばめるだけで、

その対象の表面というものは歪んでしまうのです。




アートというものが視覚から離れて言っている気がする展覧会でした。

うん、展示数も多くなくて楽に回れるし、とても良かったです。

常設展も見れたし!

2000円札犠牲にしてよかったわwww


よこはまトリエンナーレ行きたし。



hona-☆

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