Who dares wins.

ミリタリー画像をメインに、雑文を綴るミリタリーブログ。
「敢えてする者が勝つ」。迷った時のモットー。

カンボジアレポ3

2005年05月07日 12時02分39秒 | Weblog
【モノローグ】
5月4日の昼過ぎ、プノンペンの市場から宿に帰ろうというとき、
AKをもった警官隊が、大量にバイクに乗って移動しているのを発見。
向かっているのは、宿から50mくらいのところ。そこには人だかりが。

近くにいた顔見知りのバイタクの兄ちゃんに「何があったの?」と聞くと
(俺がさっきまでいた)市場で強盗があって、その強盗があの家の2階に立て籠もってる。
警官隊が取り囲んでるが、怖くてだれも入れないと。

しばらくすると、シクロ(自転車の前に人を載せる乗り物)が人だかりを
分け入って走っていく。その後を人が追いかける。
俺も覗き込むと、赤い毛布にくるまれた何かが。

その何かからは、だらんと垂れた足が・・・。

バイタクが「見たか?」と。俺が「body?」と聞くと、「Yes、dead」と


その後、宿に帰る途中で、連れに会って状況を確認すると、俺がその市場に入った直後
に銃撃戦があったとのこと。
宿から直線で50mの距離にある民家。そこは、プノンペンの真ん中、旅行者の溜まり場のすぐ近く。

20発くらいの散発的な銃声のあと、2階のベランダから犯人が身を乗り出して手を上げ、ホールドアップしたが、直後崩れ落ちるように、1階に落下し、直後、警官が何故か、1発上に、1発下に威嚇射撃。
連れは怖くなって逃げたが、警官隊がその家の裏に急行したので、もう一人犯人がいるのでは
ないかと感じたとのこと。

俺は、その警官隊が裏に急行した直後くらいに、現場に着いたことになり、銃声は聞いてない。



その後、現場を見たが血痕も銃痕もなし。

しかし、連れの目撃談にある通り、ホールドアップ状態から、崩れ落ちるように落下したということは、警官がexecution同然に事件を解決したのではないかと思ってしまう。
おそろしや。

画像は、プノンペン郊外で撃てるAK。ボロボロ。
実際に撃つと、反動が大きく、腰ダメで標的に当てるのは特殊部隊でないと無理ということが分かる。
ただ、肩撃ちの練習をして、クセを覚え、銃を整備すると違うかも。
指きりで2.3点射ならある程度まとまる感じがする

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