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クラウド・メモ(備忘録)

気が付いたことなどメモ代わりに掲載

アクティトラック キャンバー角調整

2017-02-19 20:40:13 | バイクと車
昨年、高齢の親がHONDA HA7 アクティトラック4WDの左前輪を縁石におもっきりぶっつけて曲がってしまいました。
何とか走って戻りましたがとても通常走行には無理。

直進なのにステアリングは左45度ぐらい曲がっておりアライメントの狂いが生じていましたが応急処置でステアリングタイロッドを調整しても10度ぐらい曲がったままですが走行ではまっすぐに走れるようになりました。

その後親が責任感じて地元の修理工場で曲がってしまったロワーアームは叩いて戻して何とかステアリングは真っすぐになりましたが正面から見ると左前輪がハの字になっており一目でまずいと感じましたが走行に問題がないためそのままにしていました。

タイヤの上部が車の内側になってマイナスキャンバー(ネガティブキャンバー)になっており、スポーツカーやシャコタン仕様でこれでも良いと思っていましたが基本的にどの車もキャンバー角は左右ゼロなので今年夏の車検に合格するか不安。

なにしろ左右がネガキャンならば良いが左だけではハンドリングが変な感じなので気になっていました。

....で調整となりましたが目標はSRSエアバックのステアリングはそのまま真っすぐの状態で修理可能か検討。
ステアリング下のエアバックを外して角度調整が面倒だったのです。


作業は屋根の下では寒いので暖かい庭で行いました。

ステアリングタイロッドを調整すればステアリングは再び曲がるため何か簡単な方法は無いかとタイヤを外してじっくりと見ているとサスペンションのアームが上部で押さえる形なので少し押し出したらどうかと思い下側の14mmナットを緩めて最初1mm下げました。

タイヤを付けてジャッキを外してバック/前進で確認しましたがほとんど変化なし。

再びジャッキアップしてタイヤを外して今度はゴムハンマーで下に丁寧に叩くとさらに約5mm下がり計6mm下がりました。

それ以上はゴムハンマーで叩いてもステアリングタイロッドで固定されているため下がりません。

再びタイヤを付けてジャッキを下してバック/前進してもハンドルは真っすぐのまま。
今度は左前輪が目立つようなハの字でなく指摘しなければ分からないような状態となりました。

でテスト走行として問題がないかと舗装された田んぼ経由でコンビニ駐車場に止めて繁々と前方から眺めて見てひとまずOK。

これで多少ネガティブ・キャンバーのままならば、

1.旋回性能の向上、コーナリング時のグリップ性能の向上。
2.左カーブでタイヤの偏摩耗(片べり)は発生しない。
3.見た目に分からないので車検で指摘されないだろう。

でもスピードをいくら出しても70Km/h以上はまず無いため影響はないと思います。


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