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クラウド・メモ(備忘録)

気が付いたことなどメモ代わりに掲載

製麺機 パスタマシン アトラス ATL-150

2013-11-30 22:31:51 | 麺類(そば)
約10年そば打ちをしていますが2.0mm以下の麺切り幅がなかなか安定しません。
週末だけでは上達しないことは理解しているつもりでもやはりスッキリしませんでした。

細い麺時は約1.7mm前後となり、そば打ちの基本とした「切りべら23本の御常法」の1寸幅で23本の1.3mmには及びません。
購入した左にスライドする製麺機ではやはり不安定なため、簡単な製麺機としてパスタマシンを検討しました。

基本は1.5mmが可能(2.0mmはNG)、清掃が簡単、高額でないことの3点。

今回は販売店にある現物機器を見て触って、マルカート社のアトラスATL-150にしました。
近隣国製品は直ぐに不具合が発生するため論外でしたがイタリア製もあまり信頼はしていません。

いろいろなお店に行って聞くと以前は結構販売したそうですが最近は機器を置いてなく大型店でも1台のみ、今回購入したジョイフル本田でもこのATL-150しかありませんでした。

麺切りカッターは1.5/6.5mmが付属していましたが、6.5mmの使用予定なし。

一番欲しかった機器はインペリアのSP-150でお店に現物が無く、さらに1.5mmはオプションとなり諦めました。
なお、製麺機の最後に辿り着くとしたら2.0mmしかない有名な小野式製麺機になるかも知れません。

始めに機器の延ばし部とカッター部にテッシュペーパーを擦り付けてハンドルを回すと工作油かどうか分かりませんが薄黒いものが付着して3度目で何とか拭き取れた気がしました。

その後、20gぐらい作った胴で厚み調整ダイヤルで設定して延ばし、1.5mmカッターで麺切りを3回行いイメージは何となく分かりました。

この機器は延ばしも付いていますが、テストしてみてこれはダメと判断しました、厚みは約0.3mm~2.5mmと調整できますがサイズ(大きさ、長さ)が統一できず麺の長さがバラバラになってしまいます。

いつものように週末のそば作りとなり、機器で1.5mm麺切りするために今回のみいつもより強力粉の配分を多くしました。

通常の水回し後、延し棒と巻き棒で厚さ約1.8mmぐらい、幅12cmぐらいに包丁でカット、長さ20cmぐらいでカッター部に入れてハンドルを廻すと2列になり落ちてきます。

1.5mm幅に圧延されるため麺長は30cmぐらいでちょうど良い感じとなります。
但し、包丁切りでは2~3面折り返した麺を切り、2十数回で右寄せとなりますがこの方法では2倍になり少し面倒です。

パスタでなく、そばの場合で本来のやり方を調べる必要があるかも知れません。

ひとまず、終了して片付けとなりましたが、このような製麺機は水洗い厳禁のため一緒に購入したナイロンブラシでカッター部を廻しながら清掃しましたが少量残りカスが付きます。

邪道かも知れませんがエアーコンプレッサーで吹き飛ばしてキレイにしました。
このATL-150はカッター部が交換可能で分離できるため、手で持ち軽くして廻しながら清掃できるため購入条件の一つでした、特に裏側に隠れて付着したものがキレイに取れました。
来週、使用前に少し分解してギャ等にオイルを注す予定です。

その後、半端分を試食しました。
包丁麺切りで1.5mmの方が良いことが分かっているため、希望とした1.5mmの太さですが作るのが簡単過ぎて何かモノ足りません。

強力粉が幾分多いためか食感がまあまあでしたので、やはり次回は通常のつなぎ配分に戻します。

なお、重要な水回しを行わないでこのような製麺機を使用したそばはどのような味になるのでしょうか。

< 追記 12/01 >
構造が気になりネジを外して、サラダオイルを少し注入しました。
シンプルな構造で力が掛かると曲がりそうですが強く廻すことは多分無いため問題ないと判断、ギャ部はこんなものかと思うものです。

なお、最初麺打ち台の前に固定しましたが、小さくて使用しなかった「まな板」に2本の板を付けて高くした台を作製してこの機器を設置。
サンダーで角を丸めキレイにした台は麺打ち台に置き、麺切りしたものはさらに約12cm高い所から落ちるようにしました。

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