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Bee Drive のボーカル・マツの日記。

マツとかめ吉~Butterfly Effectから改めました。

PAULさん☆

2016年08月07日 18時05分13秒 | 未来は僕らの手の中に~暴力なき暴動~

44MAGNUMのホームページで発表があったように、DBSと言う手術を行いました。

手術の詳細は、フェイスブックではシェアして報告してましたが、
ブログに書いて無かったので、遅くなりましたが報告します。

ご存知の方も居ると思いますが、パーキンソン病と言う病気は難病で、
今現在も治る方法や原因すら分かっていない病気です。

薬で症状を抑える事しか出来ない病気で、ジワジワと進行して行くだけで、
どうする事も出来ない病気なんです。
この病気が原因で死に至る事は無いのですが、悪化して行くのは避けられない、
日々、様々な症状と闘いながらの闘病生活を強いられる病気なんです。
患者の方々にとっては生き地獄です。

PAULさんはその生き地獄の中、自身の身体に鞭を打ってステージに
上がり続けてました。

PAULさんのコメントにもありましたが、そこまでして歌い続ける必要が
有るのか?と感じる人も居ると思いますが、俺は逆に歌い続けている事が
PAULさんにとって病気と闘って行く上で力になってると思います。

薬だけでは、ステージに上がる事どころか、普段の生活にも支障をきたす
状況になってきたので、今回この手術に踏み切りました。

6月の中頃から病院に入り、様々な検査の末、手術を行う事が決定しました。
 
手術は2回に分けて行いました。
最初に頭に電極の装置を入れる手術を行い、
2回目に胸に作動装置を入れる手術にでした。
 

1回目の手術は「7/13(水)」に行いました。
約11時間に及ぶ手術の末、戻って来てくれました☆
長い闘いになったけど、大きな問題も無く、乗り越えてくれました。
 

1回目の大手術を乗り切ったポールさんですが、もう1回手術が有ります。
1回目は頭に電極を埋め込む手術をして、次は胸にコントローラーを埋め込むのです。

この手術は色々と調べたら、失敗のリスクはほとんど無い事が分かり、
その辺は安心しているんですが、手術の内容が内容なだけに、壮絶な手術です。

待ってる間は気が気で無い思いで居りました。

時間が経てば経つほど不安な思いが募ってましたが、無事終わりましたとの
ドクターの言葉を聞き、ようやく一安心出来ました。

今回は局部麻酔での手術やったから術後に話しも出来たから安心出来たけど、
痛々しい姿と本人も「痛い~」っと言うてはったし、どう考えても痛いに決まってる!

俺とポールさんは、見た目はこんなんやけど、実は寂しがりやで痛いのん嫌いな所は一緒やから、
ほんまに辛い思いをしてるのは痛いほど分かります。

けど、またステージに立つ為には仕方がないので頑張って貰います。

 

7月22日(金)ポールさんは、13時からの予定が緊急手術が入って
14時~15時ぐらいから2回目の手術を行います。

無事に成功してくれると信じてます。

1回目は始まりから病院に居りましたが、今回自分は手術前には立ち会えなかったのですが、
夕方駆けつけました。



18時過ぎ・・手術室から無事に出て来てくれた~♪ 

そして・・・ 

大変な手術を乗り越えて、無事に握手してくれました♪

全ての応援してくれてる方々の思いが有ったらから、頑張れたんやと思います。
嬉し涙を堪えるに必死でしたが、最高でした!

当然、痛みも有るし、安静にしとかなアカン状況ですが、話しも出来ました。

今、電極のテストもしてますが、どうなのか?は現時点では分かりません。

来週の火曜日(7月26日)から本格的に電極を作動させながら状況確認をして行きます。

まだ完全に復活までには時間が掛かると思いますが、なんせ今は無事に
手術が終わってほんまに良かったです。

ここで、皆さんに伝えておきます。
この手術をしたからと言って、治る訳では無いのです。

薬の効きが悪くなり、っと言うか効かないようになって来たので先生に相談して、
これ以上効き目の有る薬は無いと言う事で今回の手術に踏み切ったのです。

今までのように(量は変わりますが・・)薬は飲み続けて、薬での効き目に対しての
ホローをすると言うような事です。

パーキンソン病が治る訳では有りませんが、今までより動きなども変わるのは
間違い有りません。

7月27日(水)にお見舞いに行ったら、歩いてはりました☆

まだ作動を始めた所で、少しづつ色々試してる段階やからどこまで動けるように
なるかは?分かりませんが、調子は良くなってきてるようです。

「声の出方も変わるはずです♪」って言う事は全盛期のPAULさんの歌声に近い
歌が聞ける可能性が期待出来ます☆

帰りにエレベーター前まで見送ってくれました。

約4ヶ月ぶりに一緒に歩きました☆ただ一緒に歩くだけの事ですが、その行動が
こんなに嬉しく感じられるのは、普通では考えられませんが、こんな現実が有る事を
発信して行きたいです。


そして、忙しすぎて全然お見舞いに行けてへん状況の中、突然電話が鳴った・・
声の主は「PAULさん☆」

明日(8/7)外出OKが出たから、スタジオに入れへん?っと、耳を疑うような話が・・
2回目の手術が終わって、状況を見ながら色々試しながら、リハビリを行うとの
話を聞いてたので、スタジオって言われてもピンと来ぇへんだけど、いやいや
PAULさんとスタジオに入れるんやったら願ったり叶ったりですわ♪



超久々に、一緒に歌いました☆ドラムも叩いてはりました♪
(みんな~PAULさんの声やったでぇ~!)
当然声のパワーは全開とは行きませんが、あのPAULさんの声は健在です!
この調子やったら、来月(9月)ぐらいには、44MAGNUMの歌も歌ってそうな勢いです☆ 

医学の進歩とPAULさんの根性に乾杯!

スタジオ後、体調はどうですか?って聞いたら、「全然問題無いよ~」っとPAULさん!

そんな急にスタジオで歌を歌ったり、おまけにドラムを叩いたりして大丈夫かなぁ~?っと
不安は有りましたが、大丈夫そうです☆

この回復の速さは尋常や無い・・

ここまでが、手術前から術後の経過です。 

今後の進展状況で、また報告します。

とりあえず、今日は最高の1日でした☆

 

 

 

コメント
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