長年使っていたエリーゼという万年筆を無くしてしまったので新しい相棒を捜しに文房具屋へ散策に出かけました。最近はPDAを使うようになって、あまり万年筆は使わなくなったのですが、胸元に何もないのは寂しいので・・・さて、文房具屋の万年筆売り場に、スケルトンプラスチックのいかにも安物っぽいペンがあったので、何気なく見てみると、これはビックリ、ドイツの万年筆メーカーであるペリカンなんですね。その名もペリカーノジュニア。金額わずか１２６０円。さすがにペン先は１８金ではなくステンレスですが、２，３万円もするメーカー品よりも書き味がいい。店員の説明では、小学生向けの書写用の万年筆とのこと。キャップを取るとラバーグリップに凹みがあり、そこに人差し指を添えると、自然に親指と中指が他のくぼみに収まって、正しい持ち方ができる仕組みがついている。さすがに小学生向けなので、大人には凹みの位置がペン先に近すぎるのだが・・・とぼやいていると、ならばこちらでは・・・と出されたのがジュニアがついてないただのペリカーノ。こちらは中高生向きで、やや大人っぽい作りになっているが、相変わらずのスケルトン。しかし、こちらは大きい子供向けなので、大人が持っても全然違和感なし。思わず子供用にペリカーノジュニアを２本と、自分用にペリカーノを２本買ってしまった。それでも４本で６０００円しないんだもんなー。ペリカン万年筆といったらなら１本でも０が一個多いのが普通。 これはお勧めですよ。
