京の一枚

京都 宝鏡寺・雛祭 (3月1日)


ここ宝鏡寺は、別名「人形寺」として有名です。
代々天皇の皇女が宝鏡寺の住職を務めました。
そのため御所から度々人形が贈られました。

春の人形展の開催は、3月1日から4月3日まで。
また、本堂や阿弥陀堂も特別公開され、見学する事が可能です。
宝鏡寺のひなまつりは、この春の人形展の最初を飾る大切な行事となっています。



本堂には、「曲水の宴」「桃の節句」「雛まつり」の三場面が人形で再現。
貴重な人形で再現されたひな人形は、一見の価値があります。
特に古い人形に興味がある方には、魅力的な光景でしょう。



昭和32(1957)年の秋から始まった人形展で宝鏡寺伝来のお人形などを一般公開するようになり、またその頃から人形供養も承るようになったことから、「人形の寺」と呼ばれるようになりました。
孝明天皇ご遺愛の人形をはじめ、皇族ゆかりの由緒ある人形が数多く保存されています。


島原の大夫によるあでやかな舞のお披露目です。
多くの人が詰めかけるため、雛祭は2012年春より申込制となりました(※本年度の申し込み受付は2012年12月31日にて締め切りました)。


人形よ 誰がつくりしか
  誰に愛されしか 知らねども
    愛された事実こそ
      汝が成仏の誠なれ
             武者小路実篤

お守りの説明文
「その人形が人を悲しい目や辛い目に遭わせるようになるとは考えたくありません。
いつまでも私たちに心の安らぎを与え、吉祥の人形となりますように願いをこめて・・・」


宝鏡寺のひなまつりは、写真撮影・録画・録音は一切禁止。

■場 所: 宝鏡寺
■期 間: 境内自由
雛祭:3/1(※毎年同じ日程です)11時~11時半、
人形展:3/1~4/3(※毎年同じ日程です)
■料 金: 拝観料:600円
雛祭イベント参列:1000円
※人形供養のお供養料は3,000円から

■アクセス: 市バス9「堀川寺ノ内」
京都駅から地下鉄に乗車、鞍馬口駅で下車して徒歩約15分。
または、今出川駅で下車、同じく徒歩15分ぐらいで到着します。
市バスで行く場合は、9系統に乗車して、堀川寺之内で下りてすぐですよ。

■お問合せ: 075-451-1550
■詳細ページ:http://www.hokyoji.net/









京都の古都なら http://www.e-kyoto.net/

京の一枚
京都四季折々・祭り その他

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「京都旅行」カテゴリーもっと見る