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京の一枚

京都 三千院・万灯会 8月12日(※毎年同じ日程です)


天台宗開宗1200年にあたる2004年に、世界平和を願う 「千年の祈り」として始められました。




大原のバスターミナルのあたりから 三千院まで、花灯路が続きます。




仏を祀る法会を万灯会といいます。




古くから灯明を灯して読経を行うことはありましたが、 744年、奈良の東大寺の前身、金鐘寺(こんしょうじ)で、1万杯の灯を灯したのが、万灯会の始まりです。


平安京遷都後の平安時代には、万灯会は東大寺で行事として定着し、奈良や京都の寺をはじめ、各地の寺に伝わり、室町時代後期には、 「長者の万灯よりも貧者の一灯」と、庶民にも献灯が勧められるようになりました。





今からおよそ800年前、三千院往生極楽院は建立されました。




一人の女性が、極楽浄土への祈りを捧げるために建てたものと、言い伝えられています。




それ以来800年あまりの歳月が流れ、今もその祈りが往生極楽院のみならず、大原の里に満ちています。




受け継いだ「いにしえ」の祈り、そしてこれから刻む数百年、いや数千年の祈りを目指し、三千院 万灯会を行います。


光に浮かぶ往生極楽院、献灯者の祈りに満ちた観音堂、それはまさしく現代の補陀洛浄土です。




「祈りの里 大原」に、未来への一灯、心の道標として蝋燭を灯し千年の祈りを捧げます。




功徳を積むことになる、というわけでしょう。








■場 所: 三千院


■期 間: 8月12日(※毎年同じ日程です)


■時 間: 18~20時半


■料 金: 参拝:無料


一灯:1,000円(万灯会参拝料無料)




■アクセス: ・京都バス17・18「大原」


・京都バス17・18「大原」


・京都定期観光バス:料金:6,280円(大人)、4,620円(小人)


出発:JR京都駅烏丸口に17時半


075-672-2100(京都定期観光バス)




■お問合せ: 075-744-2531


■詳細ページ:http://www.sanzenin.or.jp/


※主催者の都合により、予定・内容が変更される場合がありますので事前にご確認お願いいたします。


※写真は全て過去のものです。











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