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京の一枚

京都 紅葉100シリーズ 神秘霊峯 隠れ紅葉の志明院 [ 洛北雲ヶ畑、岩尾山] NO.68


当山は650年(白雉元年)役の行者が草創。




829年(天長6年)弘法大師が、淳和天皇の叡願により再興、本尊不動明王は淳和天皇の勅願に依り弘法大師の直作と伝えられ、根本中院本尊眼力不動明王は宇多天皇の勅願により菅原道真公一刀三礼の彫刻で以来皇室勅願所として崇敬深く、秘仏として即位に際し勅使を迎え開扉され、宝祚延長、万民安穩の祈願を籠めた。


日本最古不動明王顕現の神秘霊峯である。


皇室の崇敬の一因には鴨川の水源地である洞窟の湧水を重視、水神を祀り、清浄な鴨川の用水を祈願したと伝えられている。


水の伝説として有名な歌舞伎十八番「鳴神」がある。


1831年(天保2年)失火により山門を除く殆んどが焼失の悲運にあったが幸い本尊不動明王はその災厄を免れた。


後、数多くの熱心な信者により次第に復興された。


市の天然記念物に指定されている境内のしゃくなげ林は4月下旬から5月上旬が見頃。


洛北雲ケ畑の険しい山中にある志明院は、岩屋山不動教の本山。


白雉元年(650)に役の行者が草創し、天長6年(829)、空海が淳和天皇の勅願により再興したと伝える。


諸堂が点在し、岩屋山全体が山岳道場となっている。


天保2年(1831)に山門を除くほとんどが焼失したが、空海作と伝えられる本尊の不動明王は焼失を免れた。


鴨川の水源である洞窟の湧き水を神聖視して皇室の崇敬が深く、水神を祀り、清浄な鴨川の御用水を祈願したという。


水伝説として歌舞伎十八番の『鳴神』が名高く、飛竜の滝は鳴神上人の行場でもあったという。


歌舞伎十八番の『鳴神』の舞台ともなり、水を封じ込めた鳴神伝説で知られます。




ちょっと離れて紅葉の穴場へ


京都市内から、山を越えて北へ。


志明院は、雲ヶ畑という小さな集落にある古いお寺です。


そしてここは、知る人ぞ知る紅葉の名所。


鴨川源流地の大自然に広がる清らかな紅葉の美しさは、まさに感動的です。




11月上旬から下旬


市内の紅葉がまだこれからというとき、北へ遠く離れた志明院では緑の木々に紅葉が混じりはじめています。


雲ヶ畑は、静かな鴨川源流地。


澄んだ空気の中、葉先を染めた楓がとてもきれいです。




■志明院のご案内


拝観時間 7:00~17:00


拝観料 300円~(志納)


■P 有り[無料]


■電話 075-406-2061


■アクセス


京都バス「岩屋橋」下車徒歩20分


散策ルート


JR京都駅


(市バス17/30分) バス停「出町柳駅前」(京都バス37/60分) バス停「雲ヶ畑岩屋橋」 (徒歩20分) 志明院 〈所要時間3時間


不便な所です。


バスの便もわずか、問い合わせてから。


※写真は全て過去のものです。















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