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京の一枚

京都 清凉寺・御身拭式(おみぬぐいしき) 19日


御身拭大法要(御身拭・浄布希望は事前申込、有料)は、年に1回の釈迦如来のお身拭。


毎年この日には身を清めた住職が苔寺より運ばれてきた香水に白布を浸し、それで国宝の本尊・釈迦如来像を拭い、拭ったあとの白布を往生浄土を望む参拝者に授与するようになったものです。


これは死出の旅路にもたせる経帷子(きょうかたびら) の起源であるともされています。






棲霞寺の弥陀三尊 (現在は霊宝館に収蔵)(国宝)

清凉寺の前身である棲霞寺の寺域は嵯峨天皇の仙洞「嵯峨院」の一部で、融公が山荘として賜ったものであり、融公は紫式部の源氏物語の主人公光源氏の有名なモデルとされています。


丈六の本尊は融公の薨ずるまぎわ(寛平七年895)になったものです。(菅家文章に詳しい)。


平安初期の浄土教の教主として三尊そろった厳然たる尊容は他になく、嵯峨光仏と称し信仰されています。












■場 所: 清凉寺


■期 間: 4/19(※毎年同じ日程です)

■時 間: 14時~


■アクセス: 京都バス71・72「嵯峨釈迦堂前」または


       JR「嵯峨嵐山」駅より徒歩約14分


■お問合せ: 075-861-0343


■詳細ページ:http://seiryoji.or.jp/


*主催者の都合により、予定・内容が変更される場合がありますので事前にご確認お願いいたします。


※写真は全て過去のものです。













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