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京の一枚

京都 鞍馬寺・竹伐り会式 20日


叡山電車の始発駅出町柳から鞍馬駅下車 鞍馬寺仁王門まで徒歩5分ぐらいかなぁ。


入口で鞍馬山の入山料200円を払い私はケーブカーに乗らず未舗装の参道を267m登って行くと由岐神社があります。


階段を登って神社から更に歩いて行くと義経公供養塔がありました。


ここまで来たら汗がじわっと出て吹く風が心地よい さて本殿まで791mの九十九折り(つづらおり)参道を歩いて行きます。




京都の夏のはじまりをつげる祭事といえば鞍馬寺の竹伐り会式。


「竹伐り会式」とは、黒い法衣に白袈裟を弁慶かぶりにした僧兵が二手にわかれ、大蛇にみたてた大竹を山刀で伐るという豪壮な会式です。 


日に日に緑が濃くなっていく鞍馬山中腹に建つ鞍馬寺で、この日「竹伐り会式」が行なわれます。 


もともとは、蓮の花が咲く旧暦七月に行なわれていたので、「蓮華会」とも呼ばれています。


この儀式の由来は、今から千百年前の寛平年間(八八九~九八)にさかのぼります。


鞍馬寺で修行中の僧峯延に一匹の大蛇が襲いかかりました。


峯延が真言を唱えて退治しましたが、すぐに別の大蛇が現れました。 


これも退治しようとすると、大蛇は鞍馬の御香水を護ることを誓って命乞いをしたので、峯延に許されたといわれています。 


この話から、厄災を断ち切り、水の恵みに感謝する「竹伐り会式」がはじまったと伝えられています。


江戸時代中頃から、東の近江座・西の丹波座にわかれて竹を伐る早さを競い、勝った地方が豊作となる吉凶行事となりました。 


ほら貝を合図に、僧兵に扮した地元の人が登場し、まず本殿前で試し伐りの「竹ならし」で直径十センチの大竹が四本、長さ約五メートルに切りそろえられます。 


「竹ならし」に続いて雅楽と舞が演じられます。
 
そして「勝負伐り」になり、かけ声とともに青竹をあっという間に一節ずつ伐りおとして勝負が競われます。




■場 所: 鞍馬寺


■期 間:6月20(※毎年同じ日程です)


■時 間: 14時~


■料 金: 拝観料:300円(愛山費)


■アクセス: 「出町柳」駅より 叡山電鉄鞍馬線「鞍馬」駅


■お問合せ: 075-741-2003


※主催者の都合により、予定・内容が変更される場合がありますので事前にご確認お願いいたします。


※写真は全て過去のものです。









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