![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/07/9c/a559f80ecdbf0b3a595e1b7470be3cfa.jpg)
光仁7(816)年に日本で初めてつくられたとされる地蔵菩薩がご本尊のお寺。
このお地蔵様は代受苦(だいじゅく)地蔵と呼ばれ、人々の苦しみを代わってくださるといわれています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6e/ed/23dceedefd56dc8b60fe112c08541618.jpg)
なぜ、このお地蔵様が苦しみを代わってくれるのかというと、こんな説話が残されています。
閻魔大王といえば、死者の魂を天国に行くか地獄に行くかを決める裁判官。
平安時代、この閻魔大王は矢田寺の住職だった満米(まんまい)上人から菩薩戒(ぼさつかい:菩薩が受持する戒)を受けました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2c/b9/11a09291f0445843ced4fa4c99c256e2.jpg)
その時、上人は閻魔大王に「地獄を見せてください」と頼みます。
上人が閻魔大王から地獄を見せてもらった際、炎が煮えたぎる鉄釜の中に一人の僧侶がいることに気がつきます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2b/10/daf0fdb4cdbbbb17f6a024e7a5657324.jpg)
よく見ると、僧侶は鉄釜の中にいる人を助けているのです。
もちろん、鉄釜に入っている人間は現世で罪を犯した罪人です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/77/59/d5bd2fb88b6de559352d190c02e8cb8a.jpg)
その姿に感銘を受けた上人は、その僧侶の姿を仏像に刻み、ここに安置したといわれているのです。
また様子が描かれた「矢田地獄縁起絵巻」が、矢田寺に遺されています。
さらに、このお地蔵様には安産祈願・子孫繁栄・病患悉除・万霊供養の霊験があるといわれています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0c/2b/02bf5e30f5540965ab1a1d228c85cc69.jpg)
送り鐘
お盆の時期、京都では、ご先祖様を迎えるために「迎え鐘」を行います。
これは、ご先祖様の魂が間違わずに家族のもとへ帰って来られるよう、梵鐘を突く儀式。
この迎え鐘に対し、矢田寺では「送り鐘」が行われます。
また8月16日にはご先祖様が無事冥土に戻れるように、梵鐘をついて魂を送ります。
この日は特に、多くの人がお寺を訪れます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/17/32/5b3a8b5ab98b1a5fbfc3b4538029c970.jpg)
ユニークなぬいぐるみ守り
日本でも珍しいお守りが、矢田寺で販売されていることをご存じですか。
それは、ぬいぐるみでできたお守り。
このとても愛らしいお顔のぬいぐるみ守りは、なんとご住職夫婦の手づくりだそうです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/48/cf/8298501b8792925feec5823e284213c9.jpg)
なんでも20年前に大きなお地蔵様のぬいぐるみをつくったところ、近所の方をはじめ参拝客からもかわいいと評判となったため、小さなものをつくり、お守りとして販売するようになったそう。
良縁成就・安産祈願・無病息災などのご利益があり、若い女性がぬいぐるみ守りを求めて、全国から訪れるそうです。
お守りは持ちかえって大切に保管するもよし、願い事を書いて奉納するもよし。
矢田寺に訪れた際は、ぜひ愛らしいぬいぐるみ守りを手にしてみてください。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/55/a9/4867bfecbc603147b4a502d8f282a9c5.jpg)
アクセス
市バス「河原町三条」下車 徒歩約3分
住所 京都市中京区寺町通三条上る
参拝時間 8:00~19:00
お問い合せ 075-241-3608
京都の古都なら http://www.e-kyoto.net/
このお地蔵様は代受苦(だいじゅく)地蔵と呼ばれ、人々の苦しみを代わってくださるといわれています。
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なぜ、このお地蔵様が苦しみを代わってくれるのかというと、こんな説話が残されています。
閻魔大王といえば、死者の魂を天国に行くか地獄に行くかを決める裁判官。
平安時代、この閻魔大王は矢田寺の住職だった満米(まんまい)上人から菩薩戒(ぼさつかい:菩薩が受持する戒)を受けました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2c/b9/11a09291f0445843ced4fa4c99c256e2.jpg)
その時、上人は閻魔大王に「地獄を見せてください」と頼みます。
上人が閻魔大王から地獄を見せてもらった際、炎が煮えたぎる鉄釜の中に一人の僧侶がいることに気がつきます。
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よく見ると、僧侶は鉄釜の中にいる人を助けているのです。
もちろん、鉄釜に入っている人間は現世で罪を犯した罪人です。
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その姿に感銘を受けた上人は、その僧侶の姿を仏像に刻み、ここに安置したといわれているのです。
また様子が描かれた「矢田地獄縁起絵巻」が、矢田寺に遺されています。
さらに、このお地蔵様には安産祈願・子孫繁栄・病患悉除・万霊供養の霊験があるといわれています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0c/2b/02bf5e30f5540965ab1a1d228c85cc69.jpg)
送り鐘
お盆の時期、京都では、ご先祖様を迎えるために「迎え鐘」を行います。
これは、ご先祖様の魂が間違わずに家族のもとへ帰って来られるよう、梵鐘を突く儀式。
この迎え鐘に対し、矢田寺では「送り鐘」が行われます。
また8月16日にはご先祖様が無事冥土に戻れるように、梵鐘をついて魂を送ります。
この日は特に、多くの人がお寺を訪れます。
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ユニークなぬいぐるみ守り
日本でも珍しいお守りが、矢田寺で販売されていることをご存じですか。
それは、ぬいぐるみでできたお守り。
このとても愛らしいお顔のぬいぐるみ守りは、なんとご住職夫婦の手づくりだそうです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/48/cf/8298501b8792925feec5823e284213c9.jpg)
なんでも20年前に大きなお地蔵様のぬいぐるみをつくったところ、近所の方をはじめ参拝客からもかわいいと評判となったため、小さなものをつくり、お守りとして販売するようになったそう。
良縁成就・安産祈願・無病息災などのご利益があり、若い女性がぬいぐるみ守りを求めて、全国から訪れるそうです。
お守りは持ちかえって大切に保管するもよし、願い事を書いて奉納するもよし。
矢田寺に訪れた際は、ぜひ愛らしいぬいぐるみ守りを手にしてみてください。
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アクセス
市バス「河原町三条」下車 徒歩約3分
住所 京都市中京区寺町通三条上る
参拝時間 8:00~19:00
お問い合せ 075-241-3608
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