見出し画像

京の一枚

京都 紅葉100シリーズ 禅の美 妙心寺 NO.70


妙心寺





臨済禅の美しい伽藍の美しい宏壮とした山内広大な境内には、特微のある見どころが多く何よりゆったりした雰囲気が最高。



南北朝時代、花園上皇の離宮を禅寺に改め、「花園と言う地名は清原夏野の山荘に草花が咲き[花園]とよばれる」妙心寺の伽藍が並び立つ「花園」池は三つの丘が連なる双ガ丘の東に位置する「双ガ丘」は徒然草の作者吉田兼好が居を構えた所でもある。


臨済宗妙心寺派大法山の始まりは、1337年とされる。


近世にはいて武将の帰依を受け、多くの敷地が寄進され、塔頭子院は90余宇を数えた。


明冶以降も寺運は隆盛し、末寺は全国3.500寺を有している。


約16万㎡の寺地に七堂伽藍は南から来たに向かって整然と置かれている。


その中央には勅使門・三門・仏殿・法堂・寝堂・玄関・大方丈・小方丈・庫裏・が並び、東側には浴室・鐘楼・経蔵が配置されている。


そして47の塔頭寺院が取り巻いている。


妙心寺は南北に総門を構えるが、下立売通に面した南総門から入ると、「勅使門、放生池、三門、仏殿、法堂、大方丈、子方丈」が直列している。


見事な伽藍の並びで、建物はすべて「重文」になる。






浴室 通称は「明智風呂」




本能寺の変の明智光秀の叔父にあたる人物が妙心寺の塔頭におり、1587年[天正15]光秀の善提を弔うために造ったといわれる。


今で言う蒸し風呂式「サウナ」すの子の隙間から蒸気が出てくる仕組み。


訪ねる事をお勧めする。











妙心寺大法院




お茶室のある露地庭をお抹茶と一緒に楽しむ事ができます。








退蔵院


室町時代の創建の塔頭。








庭園は狩野元信作の枯山水し昭和の名園余香苑。






桂春院




江戸初期に創建された塔頭。


「清浄の庭」など四つの枯山水庭園がある。


路地庭を見ながら抹茶がいただける。






大心院


室町時代に細川政元が創建した塔頭。


昭和の名園は中根金作作庭の枯山水。


南側には「牡丹の庭」「清竹の庭」が続き三様の庭が楽しめる。




法金剛院


平安時代初期、右大臣の清原夏野の別荘があつた旧跡を、大治5[1130]年に鳥羽天皇の中宮・待賢門院が再興した律宗の寺。


昭和になつて復元された庭園は蓮の名所として知られ、四季を通じて美しい。








 
■アクセス


京都駅・阪急大宮駅からバス26→妙心寺北門前下車直ぐ


京福妙心寺駅から徒歩約4分


■拝観料   500円


■P 有り


■京都市右京区花園妙心寺町1


℡075-461-5226






妙心寺


紅葉情報


11月10日頃~


※写真は全て過去のものです。





















京の一枚
京都四季折々・祭り その他

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「京都旅行」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事