京の一枚

京都 紅葉今がみごろ 大徳寺塔頭 高桐院(こうとういん)


この庭園は、江戸時代初期に造園されました。


初夏にはみずみずしい緑一色に包まれます。


この庭には、石も築山も白砂も池も何もなく、石燈篭が一基あるだけで、あとは大小多くの楓の木としっとりと水気を含んだ苔があるだけです。


もともとは土の庭でしたが、現在の松長剛山住職が一面苔で覆われました。


楓は樹齢100年を超えるものが多く、中には300年の古木もあります。


今も、実生の芽を畑で育て、背丈ほどの高さになってから庭園に移植されているそうです。


この庭は、秋にはうってかわって、炎のような紅葉の赤色に染まります。


その様子は、JRのポスターにも使用されました。


年間、約6万人が訪れる参拝者の1/3が、11月の一ヶ月間に集中します。


楓が葉を落とし、雪化粧となる冬の風情を好む人も多いとききます。


忠興・ガラシャ夫人の墓石は、忠興が生前愛好したこの石燈篭をもって、それに当てました。


この石灯篭は、鎌倉時代に造られたそうです。




■交通案内


市バス 大徳寺/建勲神社前下車徒歩約5分


■駐車場情報


大徳寺駐車場利用バス20台分 2000円


自家用車50台分 500円


車椅子による見学 不可


■拝観・開館時間 9:00~16:30


見学所要時間 約20分


■休日・休館 6月7日~6月8日,開祖忌


5月6日宗全忌


■料金


一般 団体割引


大人  400円 360円


大学生 400円 360円


高校生 400円 360円


中学生 300円


小人  200円

■予約方法 団体の時は要予約(電話、ハガキ、FAXにて)


【正式名称】高桐院(こうとういん)


【住所】北区紫野大徳寺73-1


【電話番号】075-492-0068


【FAX】075-493-8733


備考 閉門時間:16:20


※写真は全て過去のものです。





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