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京の一枚

京都 青モミジの参道 曼殊院門跡


今回は、比叡山の南西麓に佇む曼殊院門跡へてくてくと・・・。


参道のグラデーションが美しい青モミジのトンネルが曼殊院へのプロローグとなり、参道の地面までがあわい緑色に染まった様は圧巻ともいえます。


曼殊院門跡の青モミジは、枯山水庭園で色づきます。


京都の紅葉の名勝だけあって、色がとても美しいですよ。


また、紅葉の見ごろの時期には、夜間拝観も開催。


ライトアップされた紅葉は、昼間と違った雰囲気を醸し出します。






曼殊院は伝教大師・最澄(さいちょう)が開いた天台宗の寺である。


最澄が円暦年間(782~806年)に、比叡山に建てた小堂が歴史のはじまり。


当時は比叡山の西塔(さいとう)北谷にあり、東尾坊(とうびほう)と呼ばれていた。


その後、天仁年間(1108~1110年)になり、曼殊院という現在の呼称に改められた。


江戸時代の初期には京都御所の近くに位置していた。


明暦2年(1656年)、当時の住職だった良尚法親王(よしひさほう しんのう)によって洛北の一乗寺の里へ移され、現在ある庭園や本堂、庫裏(くり)などが造営された。


なお、良尚法親王は桂離宮を造営した八条宮智仁親王の次男である。


そのため大書院・小書院は桂離宮に通じる趣を見ることができる。


曼殊院は創建当時から学問に秀でた僧を多く輩出してきたことでもよく知られている。


曼殊院(まんしゅいん)は竹の内門跡とも呼ばれています。


門跡寺院とは、皇族や貴族の師弟が出家して住職となる格式の高い寺です。


そのため洛北屈指の由緒ある寺として知られています。


また紅葉やツツジの美しさでも観光名所として人気の高い寺院です。






京都観光で訪れた際にはぜひ曼殊院に寄り、新たな魅力を発見してみませんか。






夜間拝観の期間は、曼殊院門跡の紅葉はライトアップされます。








■交通アクセス…JR京都駅から市バス5系統で40分、「一乗寺清水町」徒歩20分。



■拝観時間………9時~17時(受付は16時30分まで)
 
■拝観料…………一般600円・高校400円・中小学生300円


■駐車場…………50台無料(普通車のみ)


■住所……………京都府京都市左京区一乗寺竹ノ内町42


■電話番号 075-781-5010


■詳しくは:http://manshuinmonzeki.jp/index.html














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