平成6年皇太子殿下御成婚・平安建都1200年・上賀茂神社第41回式年遷宮の際、奉祝記念事業として「賀茂曲水宴」が復活しました。
上賀茂神社は、京都市北区にあります正式名称は、賀茂別雷神社です。
朱塗りの巨大な一ノ鳥居をくぐると、参道の両側には芝生の広場が広がります。
また、参道の東側にはかつて斎王(さいおう、皇族から選ばれた未婚の女性で神に身を捧げた)が愛でたと伝えられる「斎王桜」や、枝垂れ桜をはじめとする数々の桜が世代を超えて植え継がれています。
参道を北側へと進むうちに東側の広場へ立ち寄ると、広場のちょうど北側から東側にかけて、小川が流れています。
2本の小川は橋殿付近で合流し、「ならの小川」と呼ばれて広場の東側から境内の外へと注ぎ、やがて明神川と名を変えます。
上賀茂神社は、京都市北区にあります正式名称は、賀茂別雷神社です。
朱塗りの巨大な一ノ鳥居をくぐると、参道の両側には芝生の広場が広がります。
また、参道の東側にはかつて斎王(さいおう、皇族から選ばれた未婚の女性で神に身を捧げた)が愛でたと伝えられる「斎王桜」や、枝垂れ桜をはじめとする数々の桜が世代を超えて植え継がれています。
参道を北側へと進むうちに東側の広場へ立ち寄ると、広場のちょうど北側から東側にかけて、小川が流れています。
2本の小川は橋殿付近で合流し、「ならの小川」と呼ばれて広場の東側から境内の外へと注ぎ、やがて明神川と名を変えます。
ならの小川は流域の摂社「奈良社」や、傍らに楢の木があったことなどがその名の由来で、小倉百人一首の藤原家隆(1158~1237年)が詠んだ歌には、公家たちが人形(ひとがた)の紙を川に投げ入れ、罪や穢れを祓い清めた「夏越祓式」(なごしはらえしき)の情景に登場します。
開催される日は、毎年4月の第2日曜日。
平成6年皇太子殿下御成婚・平安建都1200年・上賀茂神社第41回式年遷宮の際、奉祝記念事業として「賀茂曲水宴」が復活しました。
渉渓園に雅楽が流れる中、女房装束姿の歌人が短冊に筆を走らせ、春の「ならの小川」からの分水で繰り広げられるみやびやかな光景にうっとりしてしまいます。
野点の席も設けられます。
上賀茂神社の中のならの小川が流れる"渉渓園"にて昨年の葵祭斎王代をはじめ、平安装束に身をつつんだ歌人の方々が和歌を詠まれます。
風そよぐ ならの小川の夕暮は
みそぎぞ夏の しるしなりける。
藤原家隆
また、鳥居前の焼餅は、上品な甘さで1年を通じて人気があります。
■場 所: 上賀茂神社
■時 間:※2021年度は中止。献詠歌の奉納奉告祭を神職と関係者のみで斎行。
詳細は公式サイトをご確認下さい。
■料 金: 1000円(お茶券付/先着500名)
■アクセス: 市バス9「上賀茂御薗橋」
上賀茂神社には、参拝者駐車場が用意されています。
普通車約170台が駐車が可能です。
■お問合せ: 075-781-0011
■詳細ページ:http://www.kamigamojinja.jp/
*主催者の都合により、予定・内容が変更される場合がありますので事前にご確認お願いいたします。
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